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Archive for 10月, 2010

国旗のある自由画展

2010年 10月 30日

今日は宮城県神社庁にて国旗のある自由画展の表彰式があり、当社より菅原(章)権禰宜が出席して

参りました。応募総数は482点あり、22点の作品が様々な賞に選ばれました。

当社からも氏子内の葦の芽幼稚園年長さんが応募し、見事2点が入選、入賞しました。

入選した作品はみな個性にあふれ、素晴らしい作品ばかりでした。

これを機に何事にも自信をもって取り組んでいただき、様々な可能性を見出していただければうれしい

ですし、また国旗や国歌を身近に感じていただけたら尚うれしいです。

            

教育勅語120年

2010年 10月 29日

120年前の明日、10月30日、明治天皇が国民に向け発せられた勅語あります。

「教育二関スル勅語」いわゆる教育勅語です。発せられた当時、明治という時代は、

西洋の物や、考え方が日本に急激に入ってきて、道徳観や価値観に多くの混乱が

生じていた時代でした。そうした状況に、日本の歴史や文化を踏まえたうえで、特定

の宗教や思想に偏らない教育の指針が必要という事で、明治天皇のお考えの下、

多くの人が知恵を寄せ合って作成されたのが教育勅語です。

戦前までは教育全般の規範とされ丁重に扱われておりました。

教育勅語に記される12の徳目は

1.親や祖先を敬いましょう

2.兄弟・姉妹は仲良くしましょう

3.夫婦はいつも仲むつまじくしましょう

4.友だちはお互いに信じあいましょう

5.自分の言動をつつしみましょう

6.全ての人に愛の手をさしのべましょう

7.勉学に励み職業を身につけましょう

8.知識を養い才能を伸ばしましょう

9.人格の向上につとめましょう

10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう

11.法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう

12.正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう

どうでしょう?実に当たり前のことだとは思いませんか?この教育勅語が進駐軍に

よる戦後処理の過程の中で排除され、さらに負のイメージを植えつけられ、現在に

及んでいます。教育勅語イコール軍国主義に連鎖させる方も多いのではないかと思います。

さて、現代社会を振り返ってみましょう。今の日本が抱える様々な諸問題。その問題

の多くの要因が、教育によるものだと、大部分の国民はもう気付いているのではない

でしょうか。そして、その解決策もまた、教育にあることも気付いているのではないでしょうか。

教育は国家百年の計といわれますが、当たり前の事が当たり前に教育されない今、

まさに「教育勅語」を見直すべき時ではないでしょうか?

失いつつある日本人の「精神」がそこにあります。

教育勅語の原文です。ご参考までに。

神社庁長の祝賀会

2010年 10月 28日

今日は宮城県神社庁長で竹駒神社宮司の千葉博男様の神職身分特級昇級祝賀会

が仙台市で開催され、当社の宮司が参加してまいりました。竹駒神社は宮城県岩沼市

に鎮座し、東北では一番大きなお稲荷さんで、地域や人によって様々ですが、竹駒神社

をして、日本三大稲荷、五大稲荷と称したりもします。

さて、神職身分特級とは、神職の最上位の級位で、宮城県では数人しかいらっしゃいま

せん。神職の身分は袴の色で判断できますが、特級は白地に白の紋が入ります。一見

パッと見ると白い袴のように見えます。かつて昔は官位の年齢で色の濃淡をきめていた

ようで、年齢の高きに従って淡く、老年官位は白との事で、神職の服制もこれにならった

ものと思われますが、今は特級の神職さんは必ずしも老年という訳ではないと思います。

ところで天皇陛下の勅使(お遣い)がおつけになる袴が紫地に白紋の袴で、神職にあっ

ては一級の袴に相当します。一番目にも映え、勅使と同等という事から、一級の袴が

実質上の高位の袴といえるのではないかと個人的には思っています。つまり、その上の

特級というのは特別に斯界に対して功績のあった人物に贈られる名誉級位といえるので

はないかと思います。ですから、この度の神社庁長である千葉宮司さんの昇級は我々

県内神職にとっても名誉な事だと思います。

神職の修行は白袴(無紋)から始まります。そして長い神職人生、多くの研鑽を積まれ、

多大なる貢献を成し、神職の最高位に昇り詰めた方が召す袴が白色。何か人の人生を

見ているような気がするのは私だけでしょうか。

気仙沼支部大麻頒布始祭

2010年 10月 26日

今日は朝から風が強く寒い一日でした。日に日に寒さは増すものの、境内の紅葉が例年のように

進まない感じがします。夏の暑さといい今年は何か気候がおかしいですね。

さて、本日当社を会場として、宮城県神社庁気仙沼支部の大麻・暦頒布始祭が斎行されました。

神宮大麻は古くから伊勢の御師によって配布されてきましたが、明治天皇の思召により、国民が

朝夕伊勢神宮を敬拝するために、神宮から全国各地に お頒ちすることになりました。その後幾た

びかの変遷を経て、現在では神宮から神社本庁に委託され、氏神さまを 通じて皆様のご家庭に

頒布されることになっています。神宮大麻は氏子皆様のご家庭に届くまで、数度のお祭りとお祓い

を経ております。先ずは伊勢神宮にて、次に各都道府県神社庁にて、次に神社庁支部にて、最後に

各神社にて、という様にお祭りを重ねることにより、御神徳をより尊いものにしております。

来年も神宮大麻をお祀りいただき、日々の生活に神様の限りなく広く大きなご神恩を拝し、希望にみ

ちた日々と明るい生活を送っていただきたく思います。

当社では11月の末頃、大麻頒布始祭を行い、大体12月より頒布を始めます。地区により、お世話人

様より頒布されるご家庭や、神社にお出でいただき、御幣束と共にお受けになられる方もいらっしゃい

ます。いずれご不明な点はご遠慮なく神社にお問い合わせください。
                

各神社の宮司さん方が集いお祓いをうけます。       斎主より代表の支部長に大麻・暦が授与されました

寒くなりました

2010年 10月 25日

24節気の霜降も過ぎ、寒くなりました。とくに朝晩の寒さは、やがて訪れる冬を感じさせます。

あの残暑の頃には、本当に秋は来るのか、と思いましたが、確実に季節は移ろいを見せるも

のですね。 皆様体調管理には特にご留意ください。

さて、気付いたら社務所に山のような荷物が届き、白布が掛けられています。そう今年も

お伊勢様の神宮大麻が届きました。当社の宮司が神社庁気仙沼支部の支部長を務めている

都合上、気仙沼の全神社に頒布する神宮大麻が当神社に送られてきます。尊いお札なので

厳重に梱包され、業者さんも丁寧に運んできます。比較的体数が少ない支部では、神社庁より

若手の神職さんが、責任を持って運んできます。数年前までは私も、身を清め車を清め運んで

いましたが、数が数なもので車のタイヤがペシャンコになって、ハンドルは取られるは、後部が

異様に下がるので、ライトが眩しいと対向車に怒られるはで、最近は業者さんに送ってもらうこと

にしました。神宮大麻はこれから支部大麻頒布始祭を経て、各神社に頒布され、更に各神社で

頒布始祭を行い氏子皆様のお宅に頒布される事になります。神宮大麻の箱を見ますと、いよいよ

年の瀬、お正月だなあと感じてしまいます。職柄皆様より一足早く季節を感じる自分がいます。

そう思うと寒さもひとしおです。