舞おさめ
2010年 11月 2日
今日も一日雨が降ったり止んだり。すっきりしないお天気でした。西高東低の冬型の気圧配置だそうで
朝6時の日供祭の時は台風の様な風が吹いていました。境内や表参道、裏参道にはおびただしい落ち葉
が。明日は文化の日でお参りも多いので今日中に何とかしなければ・・・と思いつつ雨風が止むのを待って
いたら、米倉禰宜が何時の間にか掃除してくれてました。スミマセン・・・。
さて、夕方から気仙沼市唐桑町小原木に鎮座する賀茂神社の例祭宵宮で神楽を奉納しに、米倉禰宜と
菅原(章)権禰宜が行ってまいりました。我々が継承している神楽は本吉太々法印神楽といいますが、
賀茂神社では古くから奉納している歴史があります。つまり地元の方々も目が肥えているというか、時に
我々以上に知っている面もあり、ちょっと緊張する舞台でもあります。それでも最近は「うまくなってきたな」
なんてお褒めの言葉も頂くようになってきました。我々の神楽は法印神楽と称する様に、修験の末裔である
神主のみによって継承されている非常に価値のある神楽だと思うので、これからも練習を重ね、精進しなけ
ればなりません。
そうそう、当地方の秋のお祭りも、そろそろ終わりで、神楽奉納も賀茂神社さんで舞おさめとなります。
新社務所のことは前にも日記で書きましたが、賀茂神社さんの新しくなった社務所で、一年間のご苦
労会をして帰路につきました。神楽の舞い始めは来年お正月の15日、御崎神社さんになります。
西宮です 初矢です