明るい未来
2010年 11月 14日
今日は天気もよく、日曜ですので七五三のお参りが多い一日でした。
多いといっても、以前も書きましたが最近は少子化の影響で、随分
お参りは少なくなりました。以前ならば今日のような日は交通誘導員
を配置し、お札の書き手も依頼し、お宮もいっぱいいっぱいで御祈願し
ていました。
そういえば、私が通った小学校は気仙沼のマンモス校と言われた学校
でした。一番多い時代は全校で3600人の生徒がいたそうです。私の
ときも1学年300人弱いました。ところが今の一年生は30人ほどです。
全校でも私の時の一学年にも満たない状態です。来年、再来年の就学
児童はさらに減る予想が出ています。子供は未来の宝であり、希望であ
ります。その子供が減ってゆく今の状況は健全な社会とはいえないと思
うのです。表現に語弊がありますが、比較的貧しい国の方が出生率が高
かったりします。少子化に傾く要因は、端的には語れないと思いますが、
日本の社会構造が、子供を育てにくい方向に向いているのは間違いない
のでしょう。フランスでは政策が功をなし、少子化に歯止めがかかったそう
です。なかなか難しい問題ですが、私達のこれから、子供たちのこれから。
様々な意味で、日本の未来が明るい事を祈るのみです。