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Archive for 12月 17th, 2010

ある日ラジオでのお話

2010年 12月 17日

毎日のお幣束切りも今日は仏滅なのでお休みです。やはり仏滅は皆さん嫌がりますの

で・・・。ですから今日は明日の大安に向けての準備と、ちょっとの骨休みです。

そうそう先日米倉禰宜がラジオを聞いていたら、作法学園の何とか先生に対して、最近

お姑さんが亡くなったのだけれど、新年は孫たちにおせち料理をたべさせたいが、如何

なものでしょうか?という質問があったそうです。作法学園の先生は、四十九日の法要

を済ませたならば、故人は仏様になっているので、お正月の神様は祭ってはいけない

が、晴れの物を食することは構わないと言ったそうです。お餅もOKということでしょう。

前にも書きましたが、私は最長50日の喪の期間を過ぎれば、お祓いを受け神祭りを行

うべきと書きました。それは歳をいただくためであり、神の恵みの食物をいただく為であ

り、それには神を祭る事は絶対条件だからです。年中いただくお米もそうですし、お正月

のお餅もお雑煮なども、そもそも神様へのお供へをお下げしていただく、神様の恵みが

沢山詰まったお料理です。

喪に服することは、粗食に慎み、衣服を改めず、門戸を出でず、ひたすら故人を偲び祈る

事です。作法学校の先生ですら、どうも喪に服することを都合良く勘違いしているような

気がしてなりません。

お正月の神々、お正月様はお正月の福の神と共に祖先の御霊もやってきます。お盆に

してもお正月にしても、祖先の御霊が往来すると言う考え方は、仏教以前からある日本

固有の霊魂観です。当地方ではお正月にお御霊拝みという風習があり、縁故のお宅を

訪問し、祖先の御霊を拝むことをします。今年亡くなった人の御霊を初御霊といいます。

私は今年故人をだされたお宅こそ、お正月の神々と共に初御霊を迎え、家族と共に家

の繁栄と守護を願うのが本来と考えます。我が家でも今年5月に祖母を亡くしましたが、

久しぶりに帰ってくる我が家です。祖母を盛大に迎えてやりたいと考えていますし、共に

新玉の新年を祝いたいと思います。ですから喪中欠礼の葉書も出しません。

米倉禰宜から伝え聞いた、ラジオの話を聞いて思ったことです。長くてすみません・・。

今日は快晴です。幾分寒さも和らぎました。前回室根山のことを書きましたが、今日は

神社の社務所からも綺麗に見えます。この山には熊野神を祀った室根神社があり、古

来からの貴重な祭祀形態を今にとどめています。