今日は建国記念の日
2011年 2月 11日
今日は建国記念の日ですね。昔は紀元節という祭日でした。初代天皇、神武天皇が橿
原の宮で即位し、国の基を建てられた日であります。戦後紀元節は例によって廃止され
ましたが、再び建国を記する日を制定する気運が高まります。主権を有する国家として、
天皇を戴く歴史を有する国家として、その生い立ちを求めるのは当然のことであり、昭和
41年に建国をしのび、国を愛する心を養うことを目的に「建国記念の日」が制定されまし
た。
即位の礼が行われた宮址に、明治23年に創建された奈良県の橿原神宮では、勅使を
迎えられ、紀元祭が行われ、それに準じた形で全国の神社でもお祭りが行われます。
民間の行事では、当宮城県でも仙台市に於いて、建国記念の日を祝う県民大会が開催
されました。毎年私も参加していますが、今年は所用で参加できませんでした。この様
な催しは全国各地で行われ、建国の日をお祝いしています。一方で、主権在民を定める
憲法の民主主義に反するなどとして、反対抗議運動も行われているようです。天皇制が
民主主義を妨げたということなのでしょうか。昨日の日記でも書きましたが、天皇の御存
在の第一儀は国家繁栄、国民安寧の祭祀にありました。一時期軍事的支柱になられた
時はありましたが、そのような時にあっても、天皇は第一儀を貫かれてこられたでしょう。
今、建国を祝う精神のどこに反民主主義があるのでしょう?すぐに戦争と結びつける。過
去のしがらみにとらわれる。これでは何時までも前には進めない気がしますがどうでしょ
う?