漁船の支援
2011年 7月 14日
今日も朝から天気が良く暑い一日になりそうです。
当社宮司が大学時代、行学とお世話になった神社、神奈川県川崎市の稲毛神社さん。
先代の宮司さんや、お婆様、ご家族の皆さん、氏子の皆さんと過ごした懐かしい日々を
よく最近話します。50年も前の事を最近の事のように話す、宮司も歳をとったんだなあと
何となく思います。 神主は最初に勉強させていただいた神社での体験が、案外長い神
主人生のベースになることがあると思います。私もそうですし、宮司も稲毛さんがそうなんだ
ろうと思います。
さて、震災後、稲毛神社さんからは物心両面にわたって様々なご支援を頂きました。当社宮
司との御縁は50年も前だというのに本当に有り難い限りです。そして更に稲毛神社の神輿
連の方を通じて、漁船を船を流された方に支援したいというお申し出がありました。当社から
唐桑町の漁師の方々に趣旨を伝え、先ずは三陸の漁場に合う船かどうか先日当社宮司と共
に現船を拝見しに上京し、有り難く支援していただくことになったそうです。
支援主の方は羽田の漁師さんとの事ですが、稲毛さんとのご縁から、羽田の漁師さんと三陸
の漁師さんとの絆が生まれた事、大変うれしく思います。あとは東京から唐桑まで回航して運
ぶそうですが、房総半島から三陸まで荒海が続きます。気をつけて来てくれればと願います。