小型神棚の頒布
2011年 7月 28日
今日も暑いです。もうすぐ8月ですが、8月はお盆がありますので、皆さんご先祖供養に
忙しかろうということで、出来れば7月中に既設の仮設住宅の皆さんへ伊勢神宮より贈
られた小型神棚を頒布しようと、今神社庁気仙沼支部の神職が仮設住宅を訪問してお
ります。旧気仙沼地区の担当神社は当社と五十鈴神社さんで、26日、27日と既設の
仮設住宅5箇所にお邪魔させていただきました。仮設住宅内の集会所を頒布場所とし
てお借りし、事前にチラシをポスティングしておりましたので、我々がお邪魔するや、多く
の皆様が神棚を受けにお出でいただきました。心の安らぎを得て、家庭や地域を想いな
がら、絆を再確認する、そして故郷や夫々のご家庭の復旧復興への希望の祈りとなっ
ていただけたら良いなと思います。
津波によって全てが流失し、神社と氏子と言う関係性も、無くなった訳ではありません
が、かなり複雑になっているのは否めません。ですから今回の頒布活動も神社と氏子と
いう範疇でなしに、あくまで気仙沼支部として活動を行っております。今日は新月地区
五右衛門ヶ原公園200戸という件数でしたので、担当神社だけではなく支部の神職で
対応を行いました。
今後は8月に入らざるを得ませんが、新たな仮設住宅が完成し入居が完了し次第、順
次お邪魔させていただく予定です。お邪魔した際お留守で受けそびれたご家庭や、賃貸
住宅等に移住された皆様にもお頒けいたしますので、ご足労をおかけしますが、当社や
気仙沼市内各神社でお受け頂きたく思います。
読売新聞に記事が載っていました。このように心のより所となって戴けたら嬉しいです。