いつの間にか8月も終わり
2011年 8月 31日
例年ですと神社の8月は一休みの月になります。今年はこの様な状態ですので社務や神事も
少ないのですが、何故か何かと慌しく時が過ぎてしまいました。カレンダーを見れば今日で8月
も終わりです。気付けば日が暮れるのも早くなりましたし、朝晩は涼しさを感じるようになりました。
暦の上ではとうに秋ですが、体感的にも秋を感じるようになりました。慌しさにかまけて日記もさぼ
りがちでした。
この夏は被災された方々も、支援してくださる方々も、様々な想いを胸に迎え過ごした夏だったと
思います。8月最後の日、多くの人が過ぎ去った日々に様々な胸中で思いをいたしているのでは
ないかと思います。
明日からは9月、実りの秋と共に神社では秋祭りの季節となります。通常通りのお祭は出来ないかも
しれませんが、復興の実りともなる様お祭を行いたいと思います。当社最初の秋祭りは奉務社、紫神
社です。かぼちゃ祭で良く知られるお祭です。氏子地域は津波で壊滅的な被害にあい、神社社務所
にもまだ避難されている方々がいらっしゃいます。こちらからお祭の話しを持ち出すのは憚られるものが
ありましたが、避難されている氏子さん、被災された氏子さんの方からお祭をしようという気運でもって
今調整を行っています。半年間お世話になった神社にペンキ塗りなどのご奉仕も考えてくださっている
ようです。常時、非常時に関わらず、神社が氏子の皆さんの心のより所であることに感慨を覚えるもの
です。
氏子さんより鈴虫をいただきました。秋の情緒です。