長崎原爆の日
2011年 8月 9日
昨日8日は立秋ですから暦上は秋となります。ですが今日も残暑厳しい一日でした。
今日は長崎に原爆が投下された日です。先日6日は広島原爆の日でした。
気仙沼では毎年市内放送があり、一分間の黙祷を捧げています。車の運転やご祈祷
など、止むを得ない場合を除いて、深い哀悼の意をもって黙祷を捧げております。おそらく
多くの市民が黙祷を捧げていることと思います。6日は白衣袴をつけていたので、身なりを
正して臨むことが出来ましたが、今日は仏滅でとても暑かったので、ちょっとラフな格好で
した。歴史の教訓を後世にと思いながらも、日々の営みに忘れることも多く、今日は本当に
失礼をしてしまったと反省しております。
時は全ての風化を余儀なく進めてしまいますが、原爆投下から66年が経過した今でも、夏
の暑さ、蝉の鳴き声が、原爆の灼熱とリンクして当時その時に想いを致す自分が居ます。
その事が大切なのだろうと思います。
気仙沼ではこの震災で、津波が押し寄せ大規模火災が発生しました。街一面が焼け野原に
なった時、空襲の後の様な言い様の無い感じを得ました。隣県福島ではまさに原子力の猛威
が未だ住民を苦しませています。何か今年は特に複雑な感情をもってその記念日を過ごして
おります。