LEDのすゝめ
2011年 9月 26日
信号機や車のテールランプ、もちろん家庭の中色々なところでLEDが普及してきました。
9月も月末になって日が落ちるのも随分と早くなり、改めて至る所でLEDが目立つなあと
感じます。電力不足ということも在って、震災後特に需要が高まったのでしょうか、店頭に
も多くのLED商品が並びます。
思い出せば震災直後、いつまで続くのか分からない電気の無い生活、社務所の広間でロ
ウソクの灯火ひとつで避難されていた方々と生活していました。夜間、廊下や階段を歩く時
は懐中電灯が必要でした。災害時の電池の買い置きなどしていなかった状況で、段々と暗く
なる既存の懐中電灯の不安をよそに、終止安定した光量で助けてくれたのがLED懐中電灯
でした。伊勢神宮の神宮道場での研修の際に求めたもので、研修時アルカリ電池を入れた
ままのものでしたが、消費電力の少なさもあって電池切れの気配すらなく、震災から半年経
った今でも使えているのが驚きです。
震災後、電力不足もあって、社殿内の電飾や灯篭などはLEDに換えてみました。そして今回
参道の外灯の器具故障を機に外灯もLEDに変えてみました。これがまたくっきり鮮明で明るい。
おまけに何十年という高寿命。まだちょっと高価なところが難点ですが、もっと普及が進めば価
格もこなれてくるでしょう。電気代も高くなりそうですし、CO2排出にも効果大だと思います。
何はともあれ、災害備蓄品にアルカリ電池とLED懐中電灯を是非ともお勧めします。