北野神社
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Archive for 12月, 2011

一年、有難うございました。

2011年 12月 31日

今日は大晦日です。激動の平成23年ももうすぐ終わりです。仕事収めが今日という方も

多く、夕方までお正月様をお受けになられる方々が多いです。神社のお正月準備も合間

を縫って行い、夜になってようやく新年を迎える準備が整いました。

    

今年一年を言葉で簡単に言い表すことは出来ませんが、年があらたまるという事が、何

かの切欠になってくれたらと願います。

本当に今年一年、全国様々な方々から支えられ、励まされ、気持ちを頂いた一年でし

た。あつく、あつく感謝申し上げます。

明くる年が皆さんにとって望み豊かな一年であることをお祈りします。

では良いお年を。

秋葉神社の顔、鳥居と社額が完成しました

2011年 12月 27日

クリスマス寒波がまだぬけないようです。今日も小雪がちらつく寒い一日でした。当社後鎮座330年記念に

市内化粧坂の熊谷石材店さんが境内社秋葉神社に鳥居を奉納してくださる由、先日来設置作業を行ってお

りましたが、昨日無事完成いたしました。完成時すでに暗くなっていたので今日改めて拝見しました。とても

立派な石鳥居です。秋葉神社には当社由緒と深く関わる日東木食遼天和尚が彫ったとされる秋葉神ご神像

が祀られ、多くの方々より火伏せの神と崇敬を受けております。

ぜひ新たな年、新たな気持ちで新たな鳥居を潜って多くの皆様にご参拝いただきたく思っております。 

           

社額も新しく奉納していただきました。気仙沼市在住の書道家、小野寺一舟先生に奉納頂きました。ケヤキ

の一枚板に浄書された見事な物です。今年は式年祭の年で、記念事業も企画されておりましたが、震災の

影響で今のところ延期という事になっています。その中で御鎮座330年記念として、ひとつの事跡を残す事

が出来ました。熊谷石材店様、小野寺一舟様有り難うございました。

                      

クリスマス

2011年 12月 24日

今日はクリスマス(イブ)です。イエス様が生まれた日を祝う行事として世界中、色々な

形で行われています。私は神主ですが子供の頃からクリスマスは楽しみでしたし、異国

の文化にも寛容な日本、日本人ですから敬虔なクリスチャンの皆様には大変失礼な表

現で恐縮ですが、私もそれなりにクリスマスを楽しませていただいています。もちろん敬

うべき存在には国や文化宗教の枠を超え尊ぶ気持ちも持っているつもりでおります。

でも日本人は忙しいなあとも感じますね。昨日は日本の象徴、天皇陛下の誕生日を祝

い、今日はイエス様の誕生日を祝う、西洋と東洋の趣を僅か一日で切り替えるその器用

さは特筆すべきものであります。そして一週間後はお正月がやってくるわけで、お正月

様をまつり、日本独特の雰囲気に包まれる、その準備も大変で本当に忙しい日々を送り

ます。まあその忙しさも日本の師走の風物詩といったところなのでしょうか。

さて、気仙沼の被災地区でも仮設復興商店街などが次々とオープンし、クリスマスのイ

ルミネーションで飾られています。復興の足並みが目に見えて来るようになりました。

市内の至る所のイルミネーションも心を豊かにさせてくれます。市内老舗洋菓子屋さん

のケーキの売り上げも平年より良いそうです。皆さんにとって良い聖夜であることを・・・。

今日は天皇誕生日

2011年 12月 23日

今日は天皇陛下のお誕生日です。天長節とも言います。今上陛下は78歳におなりあそばされました。

今年2月に宮中清掃奉仕団に参加する機会に恵まれ、畏くも両陛下、皇太子殿下からご会釈を賜り、

非常に感激を致しました。また災害後は日本国民に対して発せられたビデオ映像、残念ながら気仙沼

はまだ電気が不通でラジオで玉音を拝しました。あの時は何か廃墟の中に一筋の灯りを見つけたよう

な気がしました。私は今でもあれ程慈愛に満ち、人々に勇気を与えるお言葉は無いと思っています。

その後も被災地を行幸啓され、膝を折って被災者と心を通わせるお姿とお心に涙いたしました。天皇を

頂く我が日の本は幸せな国だと心から思います。

西暦が世界共通の紀年法になっていますが、ご存知のように日本には日本の紀年法、皇紀があります。

元号とは別に初代神武天皇が即位されわが国建国を起源とし、数えられたものです。来年平成24年は皇

紀2672年になります。ひとつの皇統で2672年も続く国家があるでしょうか、お隣中国ですら、4000

年と言いますが、国として見れば、幾つもの王朝の興亡を繰り返し、今の中華人民共和国が建国されて

も60年ほどです。わが国が如何に貴重な国体を有しているかがわかります。

最近陛下の定年制などが話題に出ていますが、以前の日記でも触れましたように、天皇陛下は日継ぎ

の御子であり、天照大神からの天壌無窮の神勅を受け継ぐ方であります。天皇が統治する国だからこそ

日本であって、神からの永遠の繁栄が約束される、天皇とは日本そのものと言っても過言ではないのか

もしれません。ですから、そのご即位や御退位を人間の尺度で決めた定年と言う枠に収めることに些か

違和感を感じてしまいます。歴史的にご退位され、上皇などになられた天皇もいらっしゃり、今後のひとつ

の参考にはなるかとは思いますが、少なくとも陛下がご退位の意を示されない、或いはまだ健康的に大

丈夫という段階で以って定年と言うのは如何なものかと感じます。陛下の御位は神からの神勅と思えば、

人の手の及ぶべきところでもないような・・・。ひとえに秋篠宮様が陛下のお体をご心配なさってのご発言

だとは思いますが・・・。

今上陛下もご体調がご回復されたご様子、安心致しました。これからの長久をお祈りいたします。

今日は冬至です

2011年 12月 22日

今日は二十四節季のひとつ冬至です。昼が一番短く夜が長いとされます。近隣の小学

校では、友達同士での遊び時間は夕方5時までと言うことらしいですが、今日この頃は

夕方4時になるとずいぶん薄暗くなっています。今日も終業式で子供たちがたくさん遊び

に着ておりましたが、もう暗いから帰りなさいと4時過ぎに帰るよう促しました。最近の学

校からの情報によると、変質者がいるようで・・・。この辺も物騒になりました。

冬は太陽の力が弱まって、生成の能力が下がる時期とされていました。この時期には

太陽復活の祈りがささげられ、厳しい冬を耐えながら力を蓄え、やがて芽吹きの春を迎

える。冬至を迎え明日からは薄紙一枚くらいの差なのでしょうが、それでも太陽の力が

徐々に復活し、日の時間も長くなりますね。生成の力の発揚、今こういう時だから、なお

更にその力に祈する所が大きいです。