婦人神職の方々その想い
2011年 12月 3日
今日は朝から雨模様、というか激しい雨です。これが雪だったら大雪なのでしょう。車のタイヤが
まだ夏物なので次の仏滅の日にでも履き替えることにしましょう。
さて、(直)権禰宜は婦人神職です。我々青年神職が属する青年神職会が全国を統括し在って、
各都道府県に単位会が存在します。会員対象は単位会によって多少違いますが概ね40歳位
までの神職男女となります。その他に婦人神職協議会というご婦人方の会も存在し、全国組織
の下、地区、各県とあり、当宮城県にもございます。今まであまり知る術もなかった御婦人方の
活動が、(直)権禰宜の入会で以って(活動には参加できていませんが、会報を頂けるのです)
窺い知る事が出来、大変勉強させていただいております。
先日、(直)権禰宜のもとに東北地区の会報と宮城県の会報が届き、私も拝見させていただきま
した。多くは震災の事に触れた内容でしたが、本当に御婦人方の思慮深さというか、強さ、優しさ
というか、スケールの大きさを実感致しました。特に神社や自宅、社務所を失った当県藤波会長
さんのそれは、自らも被災者でありながら、 いや被災者であるが故なのか、あの災害の大局を冷
静?に捉えられ、適切な表現で皆に説かしめていらっしゃることに感服いたしました。大局を捉える
と言う事は、特に未曾有と言われるが故に難しいことです。でもそこを捉えれば、目標や目的、何か
の糸口も見えてくるのかとも思います。
本当は当日記にも転載したいくらいの事ながら、プライバシーもありますので控えさせていただきま
すが、やはり何時の世も、一歩身を引きつつも、時代を創って行くのは女性なのかと深く感じました。