10日ぶりの日記
2011年 12月 19日
ご無沙汰の天神山日記です。今日は大安吉日でしたから、お正月様を受けに多くの皆様がお参りになりました。
仮設住宅からも多くの皆様がお出でになっています。狭いからお伊勢様のお札のみで・・・という方もいらっしゃれ
ば、狭かろうが工夫していつも通りのお正月様を・・・という方もいらっしゃいます。例年は正月行事の故習を守る
立場から、教化的見地で氏子さんに接しますが、災害時にあって応急の生活を余儀なくされている今、これが正
解というものも無い様に思え、無理なく心から神まつりが行える環境が重要なのかと思います。
それは個々の状況や解釈夫々で、要は何れの形にしろ、家庭の中に祈りの場がある事が実に必要な事なのかと
思います。ですから仮設などからお出での皆様は、どの様なお祭りを行えばと相談される方も多いですが、当方も
会話の中からどの様なお祭り方を希望されているのかを導き出し、お勧めするよう努めています。
今年もあと10日あまりですが、震災の悲劇と、その対応に慌しく過ぎた一年でした。今年は当社の鎮座330年の
節目の年でもありました。市内化粧坂にお店を構える熊谷石材店さんが330年の記念にと、境内社秋葉神社に鳥
居を奉納して頂けるという事で、工事が始まりました。本当にあり難い事です。
また今年中に日記が書けるかどうかは分かりませんが、今日は寒さ厳しく雪も降り、路面も凍結しております。インフ
ルエンザなども流行って来ているようです。どうぞご自愛下さい。
津波で神棚が被災し、新たに求められお祓いにお出でになる方も多いようです。