正念場
2012年 3月 28日
今日は東京の神社本庁より職員の方お二人が被災神社の調査にお出でになり、私が支部内被災神社を
ご案内いたしました。神社本庁では震災後何度もお出でになっていますが、今更に調査にお出でになると
いうこと事態に、震災被害の甚大さを感じます。市や県の復興計画に神社仏閣などは考慮に入っていない
でしょう、しかし地域の象徴として、今後の再生を望む共同体意識の高揚につけても精神的支柱は実に必
要なものと思います。
市民皆さんの生活の復興の後について行く事になるのでしょうが、神社本庁、県神社庁のご指導を仰ぎな
がら、求められたその時、神社が無くなっていない様に信仰を維持してゆくよう努めたいと思います。
自分が奉仕する神社、他の方が奉仕する神社、今となっては関係ありません。神社仏閣は過去の方々から
託され、そして未来に渡さなければならない貴重な地域の宝、地域の宝は地域で守る、頑張ります。
昼過ぎに青年神職会の会議があり仙台に出かけてきました。青年神職会でも今申し上げたような事が議案
として出されました。
以前テレビで見たのですが、岩手県のどなたかが書いたこんなコメントがありました。
「被災地じゃない!正念場だ!」
震災から一年、私も正念場だと思います。