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Archive for 4月 7th, 2012

入園式、それとある掛軸の紹介

2012年 4月 7日

               

朝起きましたら家々の屋根が真っ白、4月と言うのに相変らずに寒い日が続きます。来週

からは気温が上がるとか・・・。期待して待ちましょう。

私事ですが、午前中は三男の幼稚園入園式でした。当社総代長が理事長をお勤めの葦

の芽幼稚園に御世話になります。今も昔も有名な人気のある幼稚園で、何年か前までは

定員に入るのも大変だったようですが、少なくとも長男が御世話になった5年前は普通に

御世話になる事が出来、つまりは少子化ということなのでしょう。その長男が小学校にあ

がる時には一学年一クラスとなったわけです。先進国で多く抱える深刻な問題少子化、日

本では国民の事を大御宝(おおみたから)とも称します。その言葉は言わずもがな、国安

かれ民安かれと祈られる聖上との関係性にあり、大御宝と称される我々国民が少なくなっ

てゆくことは、国体の護持、極論を言えば国の存亡にもつながる重大事です。現在日本が

抱える諸問題にも通じる関連性は容易に想像でき、社会構造そのものに問題があるの

か?とにかく日本人全体が真剣に考えなければならない事柄です。

あらら・・・。また話がずれてしまいました。おそらく震災で市内幼稚園も被災した関係だと思

うのですが、今年は教室に入りきれないほどの入園児で、なにか活気のある賑やかな園生

活のスタートに、やっぱり子供が多いと言うのは良いな、子供は地域や国の宝だなあと改

めて思いました。と言うことを今日の日記に書きたかっただけなんですが・・・。

それと恐縮です、話題を変えてもうちょっと御付き合いください。

当社の広間にある「掛け軸」です。数年前、岩手県旧室根村の旧家の襖の下張りにあった

書を気仙沼市在住の書道家、小野寺一舟先生が譲り受け、表具をして当社に奉納下さい

ました。先日当社宮司の同級生の方が東京に御住まいの娘さんとご一緒に参拝され、掛

け軸をご覧になったそうです。非常に感銘を受けられ当日記で紹介されてはとのリクエスト

を頂きましたので、ここにご紹介させていただきます。

    

一舟先生が書の解説も付していただき、それによって見ますと横軸に神々の御名を記し、

縦軸に神々の御神徳を歌にするという、非常に良く考えられた尚且つ心を感じる書であり

ます。これは個人で持つよりも神社にあった方が良いと言うことで奉納いただきました。

書を見る限りは明治37年に仙台領士正則翁、御歳104歳の方が書かれたものと言うだ

けで詳細は分りかねますが、書という側面の芸術的価値はともかく、信仰的価値は大い

にある逸品だと思います。ご覧になりたい方はどうぞご遠慮なくお出で下さい。

                

午後にはタイヤ交換をしましたが、作業中雪が・・・。また戻そうか?ちょっと悩んでしまい

ました。