そろそろ桜も見納めですか
2012年 5月 2日
昨日から一転曇り空。時折小雨もぱらついております。境内を歩くと小鳥が桜の枝を飛び回り
花弁が宙を舞います。明日は天気予報だと雨が強く降る模様、花散らしの雨、今日が満開の
桜、見納めかもしれません。
春は出会いと別れの季節、この花はその多くの瞬間に立会い、特有の情緒と共に人々の心に
何かを与えてきました。きっとこれからもそうあり続けるでしょうし、そう願うものです。
「桜」と題した多くの歌が歌われ、人々の心を打つように、桜は日本人の心の花といっても良い
のかもしれません。
国立大学で秋の入学という話題が出ていましたが、その現実的な有効性は別として、例えば
桜とそこから連想されるイメージとして、秋の入学が日本人の季節感に受け入れられるのか?
傍目にはそんな感じをおぼえてしまいます。
窓辺に目をやると、そよぐ風にハラハラと舞い散る儚げさも実に情緒を感じさせます。
・・・今年も有り難う。