太陽光発電
2012年 9月 19日
今日は久しぶりの曇り空、時折雨もぱらつく一日でした。
今日から秋の彼岸ですね。ご先祖をまつる日本の習慣、我が家でも習慣のまにまにご先祖
まつりを行いますが、秋の彼岸は当社の例祭が近く、少々おろそかにしている面もあるかもし
れません。ご先祖様には申し訳ないことです。
さて曇り空と言えばです。実はこの夏、神社では新技術を取り入れました。太陽光発電です。
毎朝日供祭を奉仕し、清清しくも輝き昇るお日様に手を合わし、何ともあり難きかなと思う毎日に、
この日の恵を電気にする技術、これには以前から興味がありました。
宮司に相談しましたが、パネルの外観が神社とその付帯施設の屋根にふさわしくない、それと初期
投資額が相当というのもあり、暫く躊躇しておりました。
一方で世の中は、ご存知のようにCO2削減、環境保護、生活のあらゆる面でエコに邁進しており、
そのような折の震災。原子力依存の現状と、事故が起こり一度コントロールを失った時のその被害
の大きさを目の当たりにし、あらためて回生エネルギーの今後の可能性を考える事となりました。
そして太陽光発電、非常時には非常電源にもなりうる、これはある意味公共的な部分を持つ神社には
在っても良いだろうと確信し、高価ではありましたが、買い替え時の車をまあもう暫く乗るつもりで設置
いたしました。
外観的に参拝者からは見えない屋根部分のみと言う事で、あまり大きな容量は載せる事は出来ませ
んでしたが、ここ暫くはうだる様なお天道様の光で、一日の使用電力の120%から140%位を賄って
くれますから上々です。今日は50%位でした。曇り空では暑さは凌げますが、太陽発電は休養日です。
まあ自然エネルギーですから当たり前ですね。
モニターでどれ位の電気を発電し、消費しているか一目瞭然です。つけた当初は常時1KW消費していま
した。いったい何に使っているか探し出し、省エネすることで、今は常時600W位です。モニターを見ている
だけでも面白いですよ。そして実はお財布にもやさしいです。(^^) 結論を申せば、太陽光発電、高価です
が価値はあると思います!!