北陸の神主さん、今日は幼稚園で
2012年 9月 27日
今日は昨日お出でになった北陸神青協の方々が、気仙沼市内古町にある葦の芽幼稚園
に訪問し、神話因幡の白兎の紙芝居と雅楽演奏をご披露されました。
私も同行し拝見してまいりました。
園長先生がご挨拶で、「この衣装の皆さんはどこの皆さんでしょう?」「じんじゃ~!!」と
園児諸君、わかってますね~。
幼稚園の皆さんにはちょっと雅楽は難しかったかなあという感じはしましたが、動きがある
朝日舞は皆見入っていたようです。私と違って背が高く、スマートで美男の神主さんでした
から舞も映えると言うものです。(*^_^*) 因幡の白兎も皆分かっているようで、楽しんで聞
いていました。今回は新潟県からお一人、富山県から五名、福井県からお二人の青年神職
さんにお越しいただいての二日間の「気仙沼の方々を元気づけたい」という活動でした。
度々のご支援に感謝いたします。
ご一行は昼食を済ませ、一景島神社に参拝いたしました。一景島神社は徐々に徐々にですが
復旧を歩みを重ねています。その復旧の皮切りになったのが、当日記の過去ログにもあります
ように昨年5月25日の新潟、富山両県の青年神職会さんの復旧活動からです。当時は接続道
も整備されていなく、境内も手付かずの状態で、瓦礫が散乱し、足場も釘などがあり危うい状態
でした。それにもかかわらず、皆さんは手作業や時には重機を使って巨石を動かし参道を確保
したり、境内から石の弁天像を探し出し社殿跡に安置させたりと大変な作業でした。
そして縁は不思議なもの、その後様々ご支援頂いた富山県氷見市の方々、今日いらした、また昨
年5月に復旧支援にいらした富山の神職さんにも氷見市の神職さんがいらっしゃいました。
ご一行は気仙沼にいらっしゃる度、一景島神社に参拝されて帰ります。そして今日は偶然にもお神
輿、神幸祭が行われていました。
立派になりましたねえと皆さん。総代さん方もいらっしゃったので、ご紹介したく思いましたが、その
活動を知る宮司さんもいらっしゃったので、私としては遠慮いたしました。
ご一行は参拝を済ませ、おめでとうございます、これで失礼しますと笑顔で一言、北陸への帰路に
つかれました。道中のご無事をお祈りします、ありがとうございました。