お勧め!!みちのく鬼めぐり
2012年 11月 9日
今日は神社庁気仙沼支部支部長を務める当社宮司、一景島神社の総代さん方と共に
雄勝町、新山神社さんに行って来ました。朝7時に出発9時頃に到着しました。神社では
小田宮司さんにお出迎えいただきました。
一景島神社でも宮城県神社庁の主導による仮社殿建築事業が行われますが、付帯工事
や調度品などを揃える為、実物を拝見したいと言うことでお邪魔致しました。参考になった
と思います。小田宮司さん有難うございました。ちなみに右の写真は被災し、そのままに
なっている手水石とのことですが、硯の町らしく硯の形になっています。
その後新山神社を後にして、塩竃の親戚宅へ行き、近く多賀城にある東北歴史博物館に
行って来ました。ただ今特別展として「みちのく鬼めぐり」が開催されています。
東北は鬼の伝承が多くある地域ですが、同展ではカテゴリ毎の解説と共に、鬼にまつわる
様々な事例や彫り物、文献、言い伝え等が展示され、大変興味深く拝見させていただきま
した。古来より日本人の生活や風習、思想に深く関わる「鬼」という存在。そこに我々日本
人の「心」を映しだしながら今尚存在し続けるのかと思いめぐらせ、有意義なひと時を過ご
しました。
ちなみに同展には神社庁気仙沼支部所蔵の本吉太々法印神楽鬼面も展示されています。
それらの面は現在使われていない古い面ですが、とても貴重で趣のある面です。
東北各地に伝わる面や彫り物、絵などが展示されており、それらの中で来場者投票による
「恐い鬼」「かわいい鬼」コンテストをやっていました。面白い事に、当神楽の鬼面が「恐い
鬼」1位、同時に同じ面が「かわいい鬼」8位(だったかな?)にランクインされていました。
「かわいい」と「恐い」は紙一重・・・。色んな意味で面白いと思いませんか?
「みちのく鬼めぐり」12月2日まで開催されています。是非ご覧頂きたくお勧めいたします。