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Archive for 3月, 2013

一景嶋神社社殿竣功奉祝祭をご奉仕いたしました

2013年 3月 27日

今日は一景嶋神社社殿竣功奉祝祭に御手伝い方々参列してまいりました。同神社の

復興過程を地域のいち神職として見守ってまいりましたが、ひとつの節目となるお

祭りでした。

一景嶋神社はこれまでもそうであったように、多くの方々の心の依り所として在り

続けるでしょうし、気仙沼の町や人々の大いなる目標の達成にお力をお与え下さる

でしょう。氏子皆さんの喜びの笑顔が実に印象的な一日でした。

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頂いた資料です。昔の一景嶋や震災前の写真が載っていました。

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鎮火祭「火伏せ神事」が行われました

2013年 3月 26日

とても良いお天気ですが、雪がチラチラ舞う寒い一日です。

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今日は北野神社・秋葉神社の鎮火祭(火伏せ神事)が斎行され、多くの方々に

ご参拝いただきました。

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このお祭は大正4年3月30日(旧2月15日)に起こった気仙沼の大火を記念し

旧暦2月15日に毎年行なわれているものです。

去年は3月7日でした。当社の鎮火祭については去年の日記で詳しく書いたよ

うな気がしますので今年は止めておきます。

今年はその大火から99年目になります。気仙沼でもここの所火災が多く、尊い

人命も失われた火災もありました。

鎮火祭(火伏せ神事)は大神のご加護を祈るお祭であることは勿論ですが、生活の

なかに戒めをもつひとつの機会でもあります。

火の恵みに感謝しながら、畏敬の念をもち生活をする。何でもそうですが大事な事で

す。私も自戒しながらお祭を御奉仕いたしました。

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お祭終了後には消防署の方からお話を頂き、汁物等で温まっていただきました。

神楽殿・祖霊殿地鎮祭

2013年 3月 24日

2年前の平成23年は当神社御鎮座330年でした。記念事業で神楽殿兼祖霊殿の建設

がなされるはずでしたが、奉賛活動を始めようとした時に震災が起こりました。

記念事業は無期限凍結、宮司は白紙化も考えていました。ところがその後、氏子さ

んのや崇敬者の方々、また支援にお出でになった全国の方々より、330年は一度し

かない、神様の御心に沿うべきと言う声や、震災物故者の御霊を祖霊殿にお祀りし

てはなどの声があがり、それでは募財活動は氏子内への周知文章のみによって行

い、ご奉賛は夫々のお気持ちにお任せしましょうと言う事になりました。まだまだ

居住環境の安定もままならない方が多い中、賢明な判断だったと思います。

一応の完成目標を伊勢神宮の式年遷宮記念ととらえ平成25年としました。勿論この

ご時勢ですからどうなるか分らない部分も多分にありましたが、目標を持つと言う

事に主眼を置きました。

今日、ある地鎮祭が行われました。そうです、神楽殿祖霊殿の地鎮祭が斎行された

のです。本当にこの様な状況にも拘らず多くの皆様に御奉賛の誠をお寄せいただき

ました。皆様の願いや気持ちの込められたこの事業、神様の御心に沿うべく、多く

の方々の心に沿うべく大切に、そして大事に進めてゆきたいと思います。

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話はガラッと変わります。27日に行われる一景嶋神社の竣功奉祝祭で使用する

アンプをお借りしに唐桑の賀茂神社さんにいってきました。行ってみたらオモ

ロイものが。「輝き鳥居」と書いてありました。塩ビ製の鳥居の中に電飾が埋

め込まれていて、ピカピカ光ります。暗くなると鳥居全体が光るそうです。

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(直)権禰宜は字を間違って「焼き鳥居」と読んでいました。

どっかのテレビの「珍百景」に登録できないでしょうか?

 

日常の何気ない一コマ

2013年 3月 21日

今日は所用で(直)権禰宜と共に早朝仙台に向かいました。今日は朝の仙台

で感じた雑感を書きたいと思います。

朝8時に仙台に到着し、大通りを歩いていましたら、細い脇道の信号が赤に

なりました。歩けば3~4歩ほどで渡れてしまう短い横断歩道です。私の前

の方が必然と止まり信号を待つ。それで我々も立ち止まる。朝の通勤時間、

気付けば多くの方々が短い横断歩道で相対して信号を待っていました。

その脇道からは車が出るわけでもなく入るわけでもなく、横断歩道の向こうと

こちらで何となくお見合い状態。ちょっと照れくさかったです。そして信号

が変わると、その暫しの間を堪能したように皆颯爽と歩き出しました。

この日本人の性格というか民族性というか・・・。時にグローバルな観点で個性

の主張を論じる場合、しばしば日本人にはそこが足りないといわれますが・・・。

うん、それでもいいと思います。協調性や規律を遵守する姿勢、道徳心などは

それと一概に論ずる事柄では無いにせよ、私は子供に教える「赤信号は止まれ

だよ」を自然と行える日本人はすごく大好きです。

(直)権禰宜と日本人ってイイなと言葉を交わしながら歩く仙台の街並でした。

 

一景島神社に行ってきました

2013年 3月 20日

暫く日記を書かず仕舞い、11日の慰霊祭からその後時局講演に参加し、その後は

全国の青年神職会の研修が高知県高知市であり14日に帰社しました。15日の大安を

を経て神社庁や青年会の用事で仙台に何回か・・・。少々忙しい弥生3月です。

27日の水曜日には一景島神社で社殿竣功奉祝祭があります。当社宮司は参列、米倉

禰宜と私は御奉仕で伺う予定です。度々当日記でもご紹介しておりますが、神社

本庁や伊勢神宮のご協力のもと行われた宮城県神社庁の神社復興事業で、昨年暮れ

に完成したものです。

今日は午後から奉仕神職の打ち合わせ会があり、それに先立ち打ち合わせに必要な

情報収集をしに現場である一景島神社に行ってきました。

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PCの中にある被災当初の一景島神社の写真を見ますと、本当によくぞここまで、と

いう感じです。私も多くの方々からのご支援ご協力を見てきましたし、氏子の皆さ

んの頑張りも凄かったです。この鎮守様を中心にどの様に町が再興されてゆくのか

・・・。良い方にお導き下さいますように祈って・・・。

27日は一所懸命ご奉仕させていただきます。一景島神社復活の節目を彩る祭儀、機

会がありましたら是非ご参拝を。