北野神社
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Archive for 5月, 2013

手水舎の龍

2013年 5月 31日

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当神社の手水舎は昭和はじめの建築物です。手水鉢は昭和38年に御奉納頂いたものです。

当社は天神山の上に鎮座していますから、池は小さいながらも防火貯水池となっています。

上の写真のように手水鉢の出水口もまた、防火栓扱いとなっており、ホースや様々な器具

が取り付けやすいようになっておりました。便宜上は良かったのですが、神社の手水舎と

してみればお世辞にも格好の良いものではありませんでした。

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有難きかな写真のように、この度気仙沼の御出身の方で東京在住の菅原様より龍之口を御

奉納いただきました。今後の工事で防火栓としての埋め込み式の取水口も新設しますが、

それら付帯工事一式としてご奉納いただきました。手水舎としての体裁が整い、菅原様には

心より感謝申し上げる次第です。

やはり龍の口から滴る清水はとても良いものです。是非御参拝の折に手水をとってご覧いた

だければと思います。

上棟祭が行われました

2013年 5月 29日

あいにくの小雨模様ではありましたが、無事、神楽殿祖霊殿の上棟祭が行われました。

私も斎主としてひとつ肩の荷が下りました。餅撒きには幼稚園のお子さんも来てくれ

まして、厳かな中にも楽しく上棟の儀が出来たと思います。

今日、カメラマンを行っていた(直)権禰宜が祭儀終了後に開口一番発した言葉は、

不躾な話ですが「大工さんカッコイイ!!」でした。上棟祭は匠の祭りです。確かに

今日の主役と言っていいでしょう。

現場監督との話の中で、大工さんのなり手がいないという話を伺いました。そして

最近は上棟祭の簡素化、或いはやらないが主流になってきているとの事。

今日来ていた子供たちが、大工さんてカッコイイと思える機会が増えてゆけば大工不

足の解決にも繋がるのかな?そんな感じがしました。

何はともあれ、肌寒い小雨の中ご奉仕御参列いただいた皆様に感謝いたします。

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今年も美人咲く

2013年 5月 28日

昔から美人の例えにされている花、牡丹が咲きました。

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幾重にも重なる花弁が何か十二単をめしたお方のようにも感じます。

薄い花弁は雨が降るとダメになりますね。

明日からは雨模様、もう少し目を楽しませていただきたいものです。

それと明日は上棟祭、雨は困りますよ雨は、お天道様・・・。

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建て方が始まり、そして女性の活躍

2013年 5月 27日

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神楽殿の建て方が始まりました。天気もよく小鳥のさえずりと共に槌音が天神山に

響き渡りました。私は上棟祭に向けての祭儀や直会の諸準備、打ち合わせ等々で忙

しい一日でした。宮司が折角任せてくれた斎主、滞りなくご奉仕すべく万全を期し

ましょう。これから祝詞も書かなければ・・・。

ところで明日のクレーン車のオペレーターは女性の方のようです。居合わせた建築会

社の社長さんに伺えば、建築現場でも女性が多く活躍されているそうです。

そこで社長さんから御相談を受けました。現場の管理者として女性が入社されたそう

です。当然管理者として現場で指揮を取るわけですが、当地方だけなのかどうか、昔

から上棟祭までは女性が建物の土台を跨ぐこと、即ち中に入ることが忌み嫌われます。

能力を持った女性が現場で力を発揮できる良い術がないものか?という内容でした。

そういう方を応援したいと思う一方で、古い習慣を守りたいと言う思いもあり、難しい

問題ゆえに即答は出来ませんでした。でもこれから益々いわゆる男社会と言われる場所

での女性の活躍が顕著になってゆくのでしょうから、避けては通れない課題であり、我

々としてもひとつの見解はもっておくべきでしょう。因みに気仙沼は漁師町ですので船

に女性を乗せる事や、たとえば漁師さんの家族の産忌なども忌み嫌われておりましたが

最近の進水式などを奉仕していますと、少なくとも式典などで女性が船に乗る事は多い

ように感じます。

 

羽田神社さんのお田植え祭

2013年 5月 26日

地鎮祭のご奉仕を終え、そのまま羽田神社さんへと向かいました。

今日は羽田神社さんでお田植え祭が行われておりました。当地方で御神田でお田植え

祭を行っているのは羽田神社さんのみ、女房と子等を呼び一緒に奉拝いたしました。

毎日食べているお米がどのように作られ、どれだけの苦労があるのか、どれだけ在り

難い事なのか、そんな事を子等に感じてもらいたいと感じました。

お田植え祭を続けてゆく事は、神社さんはじめ氏子の皆さんには大変なことですが、

米と日本人の特殊な関係、民族性と言ってもいいでしょう、その認識と教化の為にも

実に大切なことです。TPPで日本の農業が変わりつつある今だからこそ尚更に・・・。

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