北野神社
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Archive for 6月, 2013

恵潮苑産土神社の例祭

2013年 6月 10日

今日は気仙沼市の特別養護老人ホーム恵潮苑の中庭に祀られる、産土神社例祭の奉仕

と神楽奉納に行ってまいりました。同苑での奉仕は神社庁気仙沼支部で毎年行ってい

るものであります。

介護状態は様々な方が入所しており、お祭りや神楽を目で耳で理解できる方も居れば

そうでない方々もいらっしゃると思います。それでもどこか懐かしいような、日本人

の心に響くものは皆さんに感じていただけておるものと確信しています。

皆さんの心身のご健康を祈しての産土神社御例祭でした。

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今日は日曜、大安吉日

2013年 6月 9日

今日は天気の良い大安日曜日、お参りもございましたが、自治会の交流事業があり

神社は宮司と米倉禰宜にお願いし、安波山登山してまいりました。安波登山は5月

5日より1ヶ月ぶりです。汗ばむ陽気の元地区の皆さんと楽しい登山をしてまいりま

した。

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夕方に米倉禰宜と徳仙丈山に向かいました。徳仙丈の今の見頃(ちょっと過ぎたか

な・・・)は山一面を赤く染めるツツジです。でも今日の御目当ては徳仙丈にある舞台

です。

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能舞台を思わせるような立派な舞台が木立の間にあるのです。今当社では神楽殿を

建築中ですが、予算の関係で銅板を葺く事が出来ず、カラートタンになる予定です

寺社建築とのマッチング、そして色などを選ぶ際の参考に行って参りました。20年

位前の建物のようですが、黒ずみと言うのでしょうか、木の劣化は避けられないよ

うです。材質なのでしょうか、木の劣化は風合いが増す劣化もあれば、少し見栄え

が悪くなる劣化もあるようです。とりあえず劣化防止の対策は必須ですね。

帰り際、徳仙丈の近くに鎮座する羽田神社さんに米倉禰宜とお参りしました。6時

近くでしたので声も掛けずに失礼をしました。

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県の天然記念物「太郎坊・次郎防の杉」が拝殿前にそびえ立ち、老杉ながら未だ樹勢

は良好のようです。羽田神社さんからの眺めも素晴らしいです。

羽田神社さんはお参りするたびに立派になっています。今回は新しい鳥居が建立さ

れておりました。多くの崇敬を集めるお宮様です。

 

 

 

 

 

 

宮城刑務所大祓・物故者慰霊祭に参加してきました

2013年 6月 8日

今日は宮城刑務所において、神職教戒師会、宮城県神道青年協議会による大祓い並び

に物故者慰霊祭があり、直)権禰宜と共に参加してきました。

写真、携帯の類はNGなので画像はありませんスミマセン。

このお祭りは今回で57回を数え、宮城県神道青年協議会では一番長く続いている事業

かと思います。斎主は時の会長が奉仕しますが、不確かですが祭詞(祝詞)は様々な

想いと共に歴代会長が引き継がれて来たものを奏上していたと思います。

その祭詞のある部分の内容を簡単に申しますと、「様々な理由で刑場に消えた命、そ

の御霊は浄化され懐かしの故郷の山々に抱かれ、家族や親戚、そして地域の守り神と

御成りください」というものです。

色々と議論がある発言であることは承知ですが、日本の死生観、霊魂観は「この世

の罪はこの世の罪」「死した後は神仏」という考え方が基本にある様に思えます。

参列されている収容者の方の心にどの様にとどいているか、それを伺う事は出来な

く拝礼される姿から察するのみですが、先人が書き残した毎年奏上されるこの慰霊

祭詞はとても意味深いものだと感じています。このお祭りが更生される一助になっ

ていただけたら嬉しい事ですし、これからも我々の使命として続けていって欲しい

と思います。

で、ちょっと話しはずれますが、上記の思いを持ちながら、舞台袖で目を閉じ頭を

垂れ自然と耳に入ってくる慰霊祭詞、誤解を恐れず申せば我が国は「許される国」

といえるのではと感じます。

史実の検証はまた別の事として「千年経っても加害者と被害者の立場は変わらな

い」と公然というお国の国柄。時間という感覚の差異、或は今日の慰霊祭からも感

じる日本人と隣国の霊魂観、死生観の差異。民族性なのか・・・。

この溝は深いと感じます

 

 

 

今日の出来事

2013年 6月 4日

今日は鮮魚などを入れる発泡スチロール箱を製造する工場の竣功清祓いに行って

きました。漁業基地の気仙沼にとっては無くてはならな工場です。以前からあった

会社さんでしたが、被災し社屋工場は壊滅しました。それから2年3ヶ月、多くの

方々の懸命の努力のもと無事復興を果たし今日の日を迎えられました。こちらの工

場の復興は、市場や関連産業にも直接的に効果が波及するでしょうし、漁業の町気

仙沼復興の大きな一歩でもあると思います。これからカツオの時期が本番に入り

ます。気仙沼が活気付く季節ですね。

知り合いの先輩神主さんから今日のお祓いの様子がテレビに映ったと連絡をいた

だきました。そういえば報道関係の方も数社お出でになっていました。勿論神事

中は写真は撮れませんが、私もカメラを持ってゆけばよかったと反省しています。

以前同支部の若手神主さんに文字が多く写真が少ないとご指導をいただきました・・・

今日より水無月

2013年 6月 1日

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今日から6月ですね。天気もよく気持ちの良い一日でした。

立夏立秋で行うところも多いと思いますが、当社では6月から我々神職も

薄手の装束、袴に衣替えです。伊勢の神宮では5月14日、10月14日

に神御衣祭と言う神様に夏の御料、冬の御料を捧げるお祭があります。

伊勢の神宮のほかにも古来より神様に御衣を捧げるお祭を有する神社さんが

ありますが、その神社さんではその時に神職さんも衣替えを行うのでしょうか?

いつかの機会に聞いてみましょう。

と言うわけで今日より薄手の袴をつけていますが、まだ肌寒い感じです・・・。

東北は梅雨時期まで肌寒く、コタツがある御家庭もあるとか・・・・。ウチです。