皆様のご協力を得て、今日で奉務社、羽黒神社のお祭りが修了しました。本当に天気が良く

これなら気仙沼も大丈夫と思えるほど、活気に満ちたお祭りでした。

今日は例祭(縁日祭)を御奉仕して、震災復興を祈願して、その後個人的に心ひそかに39歳

を迎えた報告とこれから厄年に向って、恙無く過ごせることをお祈りしました。

最近同年代が集まると健康の話から始まります。人によっては見た目の話題、特に私などは

三十路突入の頃から体重が増え始め、さらに多くの殿方の悩みでもあります頂に在る御毛が

著しく衰退してゆきました。試行錯誤、あらゆる手段を試し、一時改善は見られたものの、40

歳を前に限界も見えてまいりました。

        

お祭り奉仕後、何気なく撮ってみましたが、これは冠と言う物です。比較的大きなお祭りの時

に用います。大河ドラマなどで皆さんも見る機会が多いのではないでしょうか。二級以上の神

職さんは右の写真のように繁紋という文様が入ります。三級以下は遠紋が入ります。ちょっと

左の写真で説明しますが、曲がって垂れているのが纓(エイ)と言い、真っ直ぐ天界に向って

立っている立纓、天皇陛下のみが用いられる形です。我々は写真の様な垂纓を普段用い、お

葬式の時などは、形が丸められた巻纓を用います。額と言われる帽子部分に立っている筒状

のものが巾子(こじ)といい、その下部を横に貫く棒状の物、簪(かんざし)が付いています。

察しの良い方はお気づきかと思いますが、写真の紐のような物、掛緒はその昔本来は必要な

かった物です。巾子の中に結わえた髪を入れ、簪(かんざし)で止めて頭部に固定していたのです。

今は髪を結う男性は少ないので掛緒を顎に掛け、固定している訳です。いつ頃から掛緒が登場した

のか有職故実の先生に機会があれば聞いて見たいと思いますが、大河ドラマなどで歴史物を放送

していて掛緒を用いているシーンを見るたびに、これはどうなんだろう?と感じています。

日記の内容は凄く真面目に進めて来たように思いますが、実を言うと私如きの実に低レベルな

発想からでして、お相撲さんも髷が結えなくなったら・・・。神主も本当はコレ(冠)髪が無きゃダメ

なんだろうな・・・・と。  いやいや決して御髪のお薄い神主さんや殿方にどうこうと言う訳ではな

く、日に日に薄くなる我が頂を思いながら、ふと冠が目に入り思ってしまった事です。ご気分を害

された皆様には平にご容赦を御願い致します。諦めずくじけず、もう少し育毛に努めたいと思いま

す。尊しや・・・神、上(カミ)、髪。