今日は日曜日です。当社では平成24年奉斎の神宮大麻・暦頒布始祭並びに幣束切り始祭が斎行され、

参列された当社、奉務社の羽黒神社、紫神社の頒布お世話人の皆様に神宮大麻・暦を御願い致しました。

来月1日から、通称「お幣束切」と呼ばれるお正月様の頒布方に出かけます。神宮大麻は、そのお世話い

ただくお宿で受けられる方もいらっしゃいますし、お幣束切は神社でも行っておりますので、神社で共に受け

られる方、大麻頒布お世話人様から大麻だけ事前に受けられる方など様々で、統一性が無いと言う点では

色々とご不便をお掛けしております。実際事前に大麻を受けられた御家庭も再度お幣束切に伺ったり、お幣

束を受けに来社されるわけで、二度の手間といえばそうなのかもしれませんが、明治のはじめ神宮大麻の頒

布方は神宮司庁から地方庁、区長、神職、氏子と公的機関を経由していたこともあってか、こと大麻頒布は

地域のお世話人様に敢えて御願いするという古例を守っています。我々としても神宮大麻は御伊勢様から

お預かりしたお札でありますので、区別すると言う意味でも、神宮の特化性という意味でも意義あることかと

考えます。寒空の中お世話いただく皆様には大変申し訳ありませんが・・・。

年が明けるという事は、いろいろな意味での区切りでもありますし、切欠にもなるのだろうと思います。

平成23年から24年へ、御神威あらたなお札をあらたな気持ちで拝ろがむ時、そこに何かを見つけて頂ければ

と切に願います。