10日ぶりの日記


ご無沙汰の天神山日記です。今日は大安吉日でしたから、お正月様を受けに多くの皆様がお参りになりました。
仮設住宅からも多くの皆様がお出でになっています。狭いからお伊勢様のお札のみで・・・という方もいらっしゃれ
ば、狭かろうが工夫していつも通りのお正月様を・・・という方もいらっしゃいます。例年は正月行事の故習を守る
立場から、教化的見地で氏子さんに接しますが、災害時にあって応急の生活を余儀なくされている今、これが正
解というものも無い様に思え、無理なく心から神まつりが行える環境が重要なのかと思います。
それは個々の状況や解釈夫々で、要は何れの形にしろ、家庭の中に祈りの場がある事が実に必要な事なのかと
思います。ですから仮設などからお出での皆様は、どの様なお祭りを行えばと相談される方も多いですが、当方も
会話の中からどの様なお祭り方を希望されているのかを導き出し、お勧めするよう努めています。
今年もあと10日あまりですが、震災の悲劇と、その対応に慌しく過ぎた一年でした。今年は当社の鎮座330年の
節目の年でもありました。市内化粧坂にお店を構える熊谷石材店さんが330年の記念にと、境内社秋葉神社に鳥
居を奉納して頂けるという事で、工事が始まりました。本当にあり難い事です。
また今年中に日記が書けるかどうかは分かりませんが、今日は寒さ厳しく雪も降り、路面も凍結しております。インフ
ルエンザなども流行って来ているようです。どうぞご自愛下さい。
津波で神棚が被災し、新たに求められお祓いにお出でになる方も多いようです。
ご無沙汰しております。
自分もブログの更新が滞りがちです。
こちらも津波被害はなかったとはいえ、お住まいが壊れて仮のお住まいに移られていらっしゃる方も多いようです。
「仮住まいでお正月様がまわってこないので受けに来ました」
という方もいらっしゃいます。
気仙沼はまだまだ大変なこととは思いますが新たな年を清々しく迎えられ、平成24年の新たな一歩を踏み出されますように祈っております。
この年末年始は怒涛の日々になりますが、身体に気をつけてお互い頑張りましょう!
ご無沙汰しております。このコメントを書いているたった今も、震災でお父様を
亡くされ、最初はお正月はしないと思っていたのですが、やはり迎える年は心あ
らたに迎えたいので、お正月様をお迎えしても良いものでしょうか?という電話
がありました。新年を迎えるという事は、御年迎えの神事でもあり、殊に今の状
況下では様々な意味で「区切り」になることは確かですよね。その区切りが心の
復興につながる、もしかしたらそのものなのかも知れません。
迎える新年が希望に満ちた年である事を祈ります。これから忙しくなりますね。
お互い体に気をつけて、神々のご神威の発揚を祈し御奉仕頑張りましょう。