今日は冬至ですね。一年で一番日の出る時間が短い日。太陽の力が一番衰える日。

人々はその力の再生を祈って、太陽復活の祭祀を行った。

太陽神を最高神と祀る多くの国の祭祀にその様な古例が見受けられます。各国の地

理的条件における天文は詳しくは分りませんが、今日は古代マヤ文明の古代暦にお

ける終末論が展開された日として朝からテレビが騒がしかったようです。かなり過剰な

反応を示された国々も多かったようですが、比較的日本は静かに時を過ごしたように

思います。まあ何事も無くて良かったなあというのが一番の感想です。日本の冬至が

南米でも冬至に当たるのかは、前述したように詳しくは分りませんが、もし日本と同じだ

として、一番太陽の力が衰える今日を終末とする論を展開したのならば、同じく太陽神を

崇拝していたであろうマヤ文明の古代暦、そして当時の天文学というのはすごいなあと

今更ながらに感心させられます。

明日からはすこーしづつ日が長くなる。それだけでも何か良いですね。