今日は日供祭の後、どんと祭を行いました。

予報では強風と雪となっていたので、状況次第で延期も止む無しと考えていた

のですが、今朝は降り積もった雪も止み、風もとれて無事どんと祭を行う事が

できました。

これが何かお分かりでしょうか?カセットコンロのガスボンベです。小正月の行事

を無事行えた事にうれしさを感じていましたが、これを見て少々がっかりしました。

以前仙台の神社さんで、どんと祭でスプレー缶が爆発して、倫理観を問う報道が

なされたことがありましたが、これはLPガスです。悪意さえ感じます。ん~・・・。

 

気分を変え仰ぎ見ましたら、松の緑に雪がとても綺麗でした。頑張って雪の重みに

耐えています。ふと昭和天皇の御製が頭をよぎりました。

「降り積もる 深雪に耐へて色変へぬ 松ぞ雄雄しき 人もかくあれ」

終戦の翌年、歌会始で詠まれた御製です。昭和大帝の大御心を心ひそかに拝しなが

ら、大きな復興を目指す東北の地、そこに暮らす方々に想いを馳せました。