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神楽殿兼祖霊殿の屋根が葺きあがり、外観が見えてまいりました。トタン屋根ですが、色のマ

ッチングも良く素敵に仕上がりました。今の一般住宅は切り妻、寄棟、陸屋根など比較的直線

基調の屋根が多い中、旧日本家屋や神社仏閣の屋根は曲線が多用されます。当然時間と仕事量、

技術も増すわけで、屋根つくりにも御苦労いただきました。屋根葺きもATトタン葺きで微妙な

曲線を葺くのは相当の技術が要ったそうです。

今大工さん方は内部の造作にかかっています。内部は楽なのかなあと思いきや、建材を使わず

手きざみの作業、金槌でのみをコンコンコン、これもまた大変な作業です。

先日休憩時間に大工さん方が「さんま焼きと言ったら焼きサンマだと思うべっちゃー」(べっちゃ

ーは当方で使われる方言で主に疑問や断定の助動詞として使われます)と言うのでよくよく話を

聞いてみると、たい焼きならぬさんま焼きだそうで、なかなか美味。車での移動販売でどこで売

っているか分からない代物のようです。へー気仙沼の新名物かあ、と思っていましたら、今日神

社庁支部の役員会が当社でありまして、とある神主さんからお土産を頂き、夕食時あけてみたら

ビックリ!!噂のさんま焼きでした。

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とても美味しかったです。頂いたのはアンコでしたが、クリームなどいろいろな味もある模様。

気仙沼はサンマの町としても有名です。移動販売を見つけるのが大変ですが、是非御賞味あれ。

明日から3日ほど全国の青年神職会主導による金華山黄金山神社の復旧作業に参加してまいり

ます。慣れない力仕事、どこまで出来るかわかりませんが頑張ってきます。