今日、なかなか仮設住宅が当たらないと言うことで、1階部分は津波の被害があったも

のの、2階は被害無しというアパートを借りた方のお祓いに行って来ました。その時に神

宮の簡易神棚を持参しましたら、神様に見守られていると安心すると大変喜ばれていま

した。この様に被災者の心を支えてゆけたら良いなと心から思いました。

さて、気仙沼の6月と言えばカツオです。カツオはこの時期三陸沖に集まっており、生鮮

カツオの水揚げは日本一を誇ってきました。しかし、震災以来、魚市場が再開されてい

ません。 カツオの水揚げには魚市場の設備の回復はもちろん、氷や餌、給油など、多

くの要素を必要とします。そのすべてが被災したといって良いと思います。気仙沼は言

わずもがな漁業が基幹産業で、その一次産業と関連業種に従事している方々が多くを

占めます。まさに漁業の復興なくして、街の復興はありえません。カツオの次はサンマ

の時期がやってきます。  今気仙沼市では市場再開に向けて全力を傾けています。そ

してテレビの情報では、嬉しい事にこれまで気仙沼に水揚げしてくれていたカツオ漁船

の多くが、今年も気仙沼に水揚げを予定してくれているとの事。 水産関係の皆さんは

一生懸命カツオ水揚げに向けて頑張っています。皆さん気仙沼のカツオをよろしくお願い

します。