春は・・・の季節


日差しはありますが肌寒い朝です。昨夜は若手神職で組織する宮城県神道青年
協議会の総会があり参加してまいりました。
そしてその後この春をもって同会を卒業される皆様の「送る会」がありました。
今年卒業される皆さんは1歳上の方々ですが、同世代として共に歩んできた方々
です。これから会えなくなる訳ではありませんが、寂しさを感じた送る会でした。
ご健康に気をつけられて、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
最近日記をサボりがちでしたが、8日から神楽殿の基礎工事が始まりました。伺え
ば砕石やコンクリートなどの供給が追いつかない状況との事です。様々大変な中で
の工事ですが、それが行える環境に先ずは感謝感謝です。
これから健康管理のために3日ほど留守します。皆様もご自愛下さい。
鎮火祭「火伏せ神事」が行われました


とても良いお天気ですが、雪がチラチラ舞う寒い一日です。
今日は北野神社・秋葉神社の鎮火祭(火伏せ神事)が斎行され、多くの方々に
ご参拝いただきました。
このお祭は大正4年3月30日(旧2月15日)に起こった気仙沼の大火を記念し
旧暦2月15日に毎年行なわれているものです。
去年は3月7日でした。当社の鎮火祭については去年の日記で詳しく書いたよ
うな気がしますので今年は止めておきます。
今年はその大火から99年目になります。気仙沼でもここの所火災が多く、尊い
人命も失われた火災もありました。
鎮火祭(火伏せ神事)は大神のご加護を祈るお祭であることは勿論ですが、生活の
なかに戒めをもつひとつの機会でもあります。
火の恵みに感謝しながら、畏敬の念をもち生活をする。何でもそうですが大事な事で
す。私も自戒しながらお祭を御奉仕いたしました。
お祭終了後には消防署の方からお話を頂き、汁物等で温まっていただきました。
神楽殿・祖霊殿地鎮祭


2年前の平成23年は当神社御鎮座330年でした。記念事業で神楽殿兼祖霊殿の建設
がなされるはずでしたが、奉賛活動を始めようとした時に震災が起こりました。
記念事業は無期限凍結、宮司は白紙化も考えていました。ところがその後、氏子さ
んのや崇敬者の方々、また支援にお出でになった全国の方々より、330年は一度し
かない、神様の御心に沿うべきと言う声や、震災物故者の御霊を祖霊殿にお祀りし
てはなどの声があがり、それでは募財活動は氏子内への周知文章のみによって行
い、ご奉賛は夫々のお気持ちにお任せしましょうと言う事になりました。まだまだ
居住環境の安定もままならない方が多い中、賢明な判断だったと思います。
一応の完成目標を伊勢神宮の式年遷宮記念ととらえ平成25年としました。勿論この
ご時勢ですからどうなるか分らない部分も多分にありましたが、目標を持つと言う
事に主眼を置きました。
今日、ある地鎮祭が行われました。そうです、神楽殿祖霊殿の地鎮祭が斎行された
のです。本当にこの様な状況にも拘らず多くの皆様に御奉賛の誠をお寄せいただき
ました。皆様の願いや気持ちの込められたこの事業、神様の御心に沿うべく、多く
の方々の心に沿うべく大切に、そして大事に進めてゆきたいと思います。
話はガラッと変わります。27日に行われる一景嶋神社の竣功奉祝祭で使用する
アンプをお借りしに唐桑の賀茂神社さんにいってきました。行ってみたらオモ
ロイものが。「輝き鳥居」と書いてありました。塩ビ製の鳥居の中に電飾が埋
め込まれていて、ピカピカ光ります。暗くなると鳥居全体が光るそうです。
(直)権禰宜は字を間違って「焼き鳥居」と読んでいました。
どっかのテレビの「珍百景」に登録できないでしょうか?