北野神社
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一景島神社復興祭

2012年 9月 22日 Author: 北野神社

今日は秋分の日です。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。明らかに過ごしやすく

なりました。昨日などは20度にも満たず寒いくらいでした。

さて、今日は一景島神社の復興祭があるということで参拝に行ってきました。神社の状況も

周囲の状況も復興には程遠いのですが、多くの方々のご支援とそれを受けての氏子皆さん

の頑張りで、小社殿始めお神輿、鳥居、社号標等、お祭りを行える準備が出来たことを喜び、

復興祭と言う事だと思います。被災して使えなくなった道路標識のポールを溶接しての巨大

な朱の鳥居が多くの人々を迎え入れ、境内には寄贈になったお神輿などが飾られ、露店や

賑やかな催し等々、この小さくも大きな一歩にとても嬉しさを感じました。

石の社号標の除幕式も行われました。富山県氷見市の湊地区の方々からのご奉納との事

です。今日はご当地に伝わる獅子舞も奉納されました。この辺りのとは少々趣の異なる、

どちらかというと神事性が強い獅子舞のようで大変興味深く拝見しました。

神社の総代さんが言っておられました。「この地区は居住禁止区域になってしまい、帰りたく

ても帰れない。愛着のある地域に想いを馳せ、心の行方を定めるには氏神様の復興を望む

ほか無い、そしてそこに氏神様が厳と鎮座し在れば、離れて住んでいても、また心ひとつに

集まる事も出来るんだ。神社はここに住んでいた人にとって心の柱なんだ」

当日記でも度々書いておりますが、神社は一時代の人のものでもなく、ましてや宮司や総

代さん方のものでもありません。過去から大切に引き継がれ、そして我々は今を大切に守り

未来へバトンタッチするべき責務を持つ貴重な宝です。今はそれが危機に晒されています。

今はどこの神主、どこの氏子関係なく、地域の宝は地域で守るという気持ちが必要なんだ

と思います。

今日の復興祭、そして総代さんの御話を伺ってその気持ちをあらたにしました。

復興祭で撮ってきた写真を載せますね。

 

 

 

 

 

ちなみに富山県氷見市湊地区の方々は、伺えば当初気仙沼市唐桑町の賀茂神社の

復興支援と獅子舞奉納を行ったそうです。その湊の獅子舞、最後に御神上げの様な神

事を行うそうで、弁財天系統の場所でそれを行うそうです。唐桑で奉納を行った後、弁天

様を祭る神社はとの事で一景島神社を訪れ、そこからのご縁で様々なご支援を頂いてい

るとの事、御神縁ということでしょうか。

氷見市のご一行、昨日は賀茂神社で石灯篭の修繕作業と狛犬様をご奉納されたと伺い、

その足で賀茂神社さんに参じてきました。

 

              

石灯篭も積み重ねられ、欠けた部分は修繕されていました。狛犬様もとても立派で神社

を守って頂いています。散らばっていた石碑も整然となっていました。近く鳥居を建立す

る予定との事、その時は宮司さんに言われていたので手伝いに行こうと思います。

太陽光発電

2012年 9月 19日 Author: 北野神社

今日は久しぶりの曇り空、時折雨もぱらつく一日でした。

今日から秋の彼岸ですね。ご先祖をまつる日本の習慣、我が家でも習慣のまにまにご先祖 

まつりを行いますが、秋の彼岸は当社の例祭が近く、少々おろそかにしている面もあるかもし

れません。ご先祖様には申し訳ないことです。

さて曇り空と言えばです。実はこの夏、神社では新技術を取り入れました。太陽光発電です。

               

毎朝日供祭を奉仕し、清清しくも輝き昇るお日様に手を合わし、何ともあり難きかなと思う毎日に、

この日の恵を電気にする技術、これには以前から興味がありました。

宮司に相談しましたが、パネルの外観が神社とその付帯施設の屋根にふさわしくない、それと初期

投資額が相当というのもあり、暫く躊躇しておりました。    

一方で世の中は、ご存知のようにCO2削減、環境保護、生活のあらゆる面でエコに邁進しており、

そのような折の震災。原子力依存の現状と、事故が起こり一度コントロールを失った時のその被害

の大きさを目の当たりにし、あらためて回生エネルギーの今後の可能性を考える事となりました。

そして太陽光発電、非常時には非常電源にもなりうる、これはある意味公共的な部分を持つ神社には

在っても良いだろうと確信し、高価ではありましたが、買い替え時の車をまあもう暫く乗るつもりで設置

いたしました。

外観的に参拝者からは見えない屋根部分のみと言う事で、あまり大きな容量は載せる事は出来ませ

んでしたが、ここ暫くはうだる様なお天道様の光で、一日の使用電力の120%から140%位を賄って

くれますから上々です。今日は50%位でした。曇り空では暑さは凌げますが、太陽発電は休養日です。

まあ自然エネルギーですから当たり前ですね。

モニターでどれ位の電気を発電し、消費しているか一目瞭然です。つけた当初は常時1KW消費していま

した。いったい何に使っているか探し出し、省エネすることで、今は常時600W位です。モニターを見ている

だけでも面白いですよ。そして実はお財布にもやさしいです。(^^)  結論を申せば、太陽光発電、高価です

が価値はあると思います!!

 

神社庁に行ってきました。

2012年 9月 18日 Author: 北野神社

今日は用事で仙台の神社庁に行ってきました。神社庁では広報委員会という部署

がありまして、そこの主にメディア広報とインターネットなどのIT広報を担当しています。

今日は今後のIT広報のあり方を模索しようと、業者さんを交えての会議でしたが、出てくる

用語が難しく、そのシステム自体がなかなか理解できません。神社庁の広報なので、我々

自身が全体像を把握でき、良い面と悪い面を的確に理解するまで安易に手は出すべきでは

ないと思っていますが、同席したお若い部員方々はある程度の理解を示しているようでもあ

りました。

この間成人したつもりが、いつの間にか×2の40歳。新技術に追いついてゆく事が困難になっ

てきました・・・。

夕方からは青年会の方々(一応私もまだ会員です)の会議があり、方々はスマートフォン片手

に指をシュッシュッ、いったい何をやっているのだろう???  私ことにして、最近は細かい文

字が見えづらくなり、今の携帯のボタンも見え難くなりました。次はらくらくフォンか・・・?

 

敬老の日の雑感

2012年 9月 17日 Author: 北野神社

今日は敬老の日ですね。そういえば去年あたりから宮司の下へ自治会から敬老の贈り物が

届くようになりました。今年も謹んで頂戴いたしましたが、宮司はなかなか手をつけません。

どうやら老人とはまだ思っていないようです。まあ神主はこれからが良いところなのかと思うに

つけ、気を若く持つということは良いことでしょう。

宮司は私の実父ですから、私の子等には「おじいちゃん」という事になります。毎晩子等が交代

で宮司の横で寝る事が習慣になっております。ある日宮司が子等に聞いたそうです。何でじい

ちゃんと一緒に寝るの?「だって、おじいちゃんは年寄りだから死んだら大変でしょ・・・」7歳の

悪気の無い返答には流石の宮司も苦笑いだったそうです。敬老の日なので勘弁ですね。

話は変わって、中国では反日デモが暴徒化して大変な事になっています。昼にテレビを見てい

ましたら、戦争の準備は出来ていると言ったとか・・・。ここで怖気づいて引いてしまっては、脅せ

ば屈する国として、様子を伺っている国々は攻勢を強めてくるでしょうし、その内日本そのものが

無くなってしまいます。即戦争とは現実的に考えられませんし、先ずはそうならない様な努力が

必要なのは言うまでもありません。でも、平和の為に戦わない事を主張する日本ですが、価値観

の異なる相手がいる以上、平和の為に戦わなければならないという選択肢も考えておかなければ

ならないのかとも思います。

「暴徒化」「戦争をする準備は出来ている」。とても過激な言動ですが、これで平和慣れした日本人も

世界の現実をわが身で理解する切欠になったのではないでしょうか? 憲法上、丸腰でなければなら

ない我々、その隣人は、友好の笑みをうかべながら、拳をふりかざしていたりするのですから。

敬老の日ではありませんが、先人たちが時に命を賭して守ってきたきた国や国民を堅持するため、

日本の外交力が試されている、今はその時です。

書籍の御奉納

2012年 9月 16日 Author: 北野神社

今日は奉務社、紫神社のお祭りでした。今日もとても蒸し暑い一日でした。

さて、今月に入ってから初めての日記の様です・・・。

何かと慌しくと申せば言い訳になりますが、これでは日記とは申せず、今後の日記を

どうしようかと考えてしまいます。変化の無いHPなので、せめて日記でもと思ってはじ

めたのですが・・・。

話は変わりまして、 今日、東京都台東区根岸にお住まいのご夫婦がお参りにお出でに

なりました。ご主人のご出身は宮城県仙台市とのことです。そして今の日本、日本人

に必要な心をとの事で、「親子で学ぶ偉人伝」という書籍4巻をご奉納くださいました。

 

拝見いたしますに、神代から近現代では昭和天皇まで、その時代時代の功をなした

方々が、実に分かりやすく紹介されておりました。これなら我が家の子供たちでも読める

なと思いましたし、国の行く末を左右するその時に、夫々の時代の先人たちが何を大切に

し、どの様な心で、立場で、時に命を賭してまで事に当たられたのか。まださわりだけしか

読んでませんが、まさに今の日本人に求められると言いますか、私自身もあらためて省み

るべき事柄で、とても良い本をご奉納いただきました。

今も他国との領土領海をめぐる紛争、政治不信、経済の低迷、少子化や教育改革、そして

千年に一度と言われる震災からの復興と今後の防災。様々な課題が山積し、これらは国難

と言っても差し支えないでしょう。この難局を打開すべくリーダーシップをとる、後の世に偉人

として語り継がれる人はどなたなのか?早に世に出ずるその時を心待ちにして・・・。

(ご奉納頂いた偉人伝は明成社の「親子で学ぶ偉人伝」です。お勧めいたします。ご奉納いた

だいた本は社務所の蔵書として管理します。ご希望であればお貸しいたしますのでお近くの方

はお気軽にどうぞ^^)
 

 

 

 

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