北野神社
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3月です。日記のネタが・・・。

2012年 3月 2日 Author: 北野神社

日記をサボっているうちに3月になってしまいました。朝6時の日供祭の時はずいぶん明るくなりましたし

午後5時の段階でも結構明るかったりと、知らず知らずに季節は移ろいを見せています。

天神山日記としてスタートして一年半ほど、日々の神社のことを紹介してゆこうと思いましたが、如何せん

地方の小規模神社、そう特筆すべき話題もなく、しばしば私事や雑感を述べたりしてしまっています。

今日の日記もきわめて私事、雑感になりますか・・・。

そうですね国家観や歴史観というものを皆さん個々にお持ちでしょうか。いろいろな意見があっていいと思い

ますし、意見や主張を議論し、その延長線上に更なる探求があるのかと思えば個々の考えは実に必要な

ことです。ちょっと問題なのは、真っ白な紙を赤と信じる人がすべて赤色に染めてしまうこと。つまりは真っ白

な紙とはこれからすべてを学んでゆく人たちで、そこに教職の方々が個人の観念を植え付けてゆくことでしょうか。

やはり教育現場では個人の主張や観念は一先ず置き、指導要綱にそった或いはこういう考え方もあれば

逆にこういう考えもあると教える、思想の選択を与えるべきでしょう。あとは生徒さん方が探求し、いずれ自分の

考えとして確立させてゆくのでしょうから。でも日本人は国家観や歴史観を持つ人が比較的少ない、国際的には

珍しい国かもしれませんね。国策なのでしょうか?

おっとっと・・・。話が変な方向に・・・。私たち神主は日本の建国から連綿と守ってきたものを後世にという事を

使命としますから、日本という国はこういう国、日本人というのはこういう民族、国を守る、国体の護持などなど

と言う事をある程度の共通認識として教育されます。もちろん反対の意見もあることは承知で、その意見の全て

ではないにしても聞いた上で、やはり自分はコレという考えを持っています。その上で領土領海の話や国民性

などの問題疑問は隣国ゆえに顕著なるものがあるのかなあと思っています。正直隣国の言動は解せない事も

多く、結果的にその国の方々をも慎重に見てしまう自分が居た訳です。これまでは・・・。

私の次男が今年幼稚園を卒園致します。卒園時、父兄は園への感謝のしるしとして余興大会などを開いて先生

方に楽しんでいただこうとするものですが、今年私夫婦の所属チームで選んだ余興が、まあ所謂KPOPというもの

で、ただ今お母さん方と一緒に女性KPOPの猛レッスン中ということなんです・・・。

車や家で何度も映像を見て、振り付けを研究しながら数ヶ月、いつの間にか隣国の彼女たちの完成されたパフォ

ーマンスに釘付けになってしまいました。そしてそのお国に対する印象というのも変わって来るから不思議なもの

です。それはそれこれはコレという風に我に返ることも忘れるつもりはありませんが、でももし将来、こういった例え

ば音楽などを通じて、頑なに閉ざされている事柄の突破口が見つけられるのなら実に幸せなことです。こういった

発想は今までの私にはありませんでした。私の隣にいるのは妻です、我が家の隣は~さん、気仙沼の隣は一ノ関

宮城の隣、日本の隣と、隣とは因縁があるという固定観を捨てて、譲り合い協調関係が保てる良いお隣さんの糸口

があるのでは・・・?

隣国の彼女たちの真似をしながら、最近そんなことを考えています。怒られるかな?でもこれも思想の選択というや

つです。

自然の営み。

2012年 2月 27日 Author: 北野神社

今日も小雪が舞った一日でした。でも雪に少々湿り気があり、春の雪になってきた感じはいたします。

もうすぐ2月も終わります。暖かい春が待ち遠しいですね。    ふと境内の梅の枝を見てみました。

今年はさすがに最強寒波の影響で梅の蕾もふくらんでいません。今日テレビを見ていたら早咲きの桜

で有名な伊豆方面の話題がありました。例年では今頃の開花とのことですが、今年はまだ蕾状態・・・

と思いきや2本だけ満開に咲いていました。その2本に開花促進剤というものを使ったとのことです。

東北にも桜で有名なところは沢山あり、人の手で開花をコントロールできるのなら観光資源としては実に

有益だとは思うのですが、人類の英知がどんどん自然の営みを変えてゆく事に若干違和感を感じてしま

いました。そんな事を言ったら海の養殖だって、田畑にだって、極論を言えば生命の誕生にだってすでに

人類は手を加えているので今更といえば今更なのですが、当社にも桜が沢山あるからそう感じたのか、

はたまたあの震災で、自然の営みと人類というものを深く考えさせられた故なのか・・・。

今年は遅れて4月の末ころになるのでしょうか、天神山の桜を楽しみに待ちたいと思います。

大雪にビックリ

2012年 2月 25日 Author: 北野神社

今日は大安吉日の土曜日です。神社もそれなりに忙しい一日でした。しかし朝起きての雪にはビックリしました。

午後2時くらいまで降り続き、今年一番の積雪だったのではないでしょうか。

当社裏参道を経由して境内に車で来るには少々狭い上り坂を通らなければなりません。知っている方は今日の

ような大雪にはあまりお参りにいらっしゃいません。今日も予定されていた方3名様から日を改める旨のお電話を

いただきました。吉日はまた来ますから雪道に不安があるのなら日を改めるほうが賢明かもしれません。予定を入

れてもらっていたからと無理をされてご参拝なされる方もいらっしゃると思いますが、体調や悪天候などで参拝が困

難と思われた時はどうぞご遠慮なくお電話いただきたく思います。

さて山の上に住んでいる経験から雪道の運転アドバイスをちょっと・・・。

この冬も何台か雪道やアイスバーンの坂道を登れなくなった車がありましたが、滑るからアクセルを踏んで力ずくで

上ろうというのは逆効果のようです。タイヤを空転させると雪道が圧雪され磨かれ、ツルツルのアイスバーンになっ

て益々上れなくなります。当地方ではだましだましという言葉を使いますが、低めで一定のアクセル開度を保ち、雪

や氷をタイヤで掴むという感覚で走行されるのが宜しいかと思います。皆様冬道の走行は早めの出発、車間距離を

大きくとり、急のつく運転にご留意され、是非安全運転にお努めください。

今日は祈年祭です

2012年 2月 17日 Author: 北野神社

今日は祈年祭です。トシゴイの祭りとも言います。全国の神社や宮中で祭儀が行われ

ます。年と言うのは広義に米であり、私たちの主食でもあります。祈年祭は五穀豊穣を

神々に祈るお祭です。五穀の実り豊かなこと、これすなわち国の繁栄であり国民の繁栄

であります。ですから祈年祭は11月の新嘗祭と並んで、神社というより日本国の、日本

人にとっての重儀として大昔より行われております。

今上陛下におかせられましては体調が優れず明日18日に手術をお受けになられるとの

事です。手術の無事成功と大御代の長久を只々祈るばかりです。今日の祈年祭の祭儀

は掌典職の方々が御奉仕されたと思いますが、陛下は病院から祈りを捧げていらっしゃ

ると拝察いたします。ですから手術を明日にされたのかなあとも・・・。祭祀を殊に大切に

される陛下なら在り得ない話でもありませんね。

     

     

今朝はまた雪が降り一面白銀の世界でした。10時頃になったら青空が広がり太陽の

光が雪を直ぐに溶かしました。長い冬を越え、太陽の力が復活してきた事を感じます。

小学校の統合

2012年 2月 16日 Author: 北野神社

個人的な話題です。妻の(直)権禰宜が次男の小学校入学説明会に行ってきました。入学する小学校は我が

母校でもある気仙沼小学校、かつては全国的にも知られたマンモス校でしたが、今は児童数が少なくなり長

男は一学年一クラスです。次男も一クラスの予定でしたが、どうやら二クラスでスタートするとのことです。

そうです被災した南気仙沼小学校と統合されることになりました。

以前から少子過疎化の影響で統合の話は議論されておりましたが、なかなか意見が纏まらずにおりました、

それが震災後結果的に南気仙沼学区に再建は難しい、高台にあるべきとの市側の判断でもって気仙沼小学

校に統合されることになりました。致し方ないと思う一方で、今まで長年慎重に議論されてきた事が震災の影

響で早々に・・・と思うと複雑な気持ちです。南気仙沼小学校の皆さんは複雑どころではない、様々な感情をお

持ちのことでしょう。

新しい環境となる春、今となってはすべての子供たちにとって、実り多い思い出に残る学校生活になることを

願うばかりです。

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