北野神社
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金華山 黄金山神社復旧活動への参加

2011年 11月 17日 Author: 北野神社

南三陸金華山国定公園。三陸沿岸南部、気仙沼市以南の三陸沿岸部を指すと思います。その中心となる

のが金華山です。牡鹿半島先端の沖合いに浮かぶ島で、黄金山神社が鎮座し、観光の一面を持ちなが

ら、往古より多くの崇敬を受ける聖域です。3年続けてお参りするとお金に困らないなどのご利益が伝えら

れ、参篭所も設備され、泊りがけでのご参拝も大変多いお社です。3月の震災では、その震源域が金華山

沖と大変近く、地震、津波で大変な被害にあわれました。さらに台風15号が金華山上空を通過し、これも

また大変な被害にあわれました。昨日今日と県内の別表神社会(規模の大きなお宮と考えていいでしょう)

の方々と宮城県神道青年協議会合同での復旧活動に行って参りました。

  

かつての捕鯨基地として知られた鮎川港。金華山等への定期船の発着所でもありました。ここも津波で壊滅的

な被害でした。今回乗せて頂いたSEA DREAM号、225馬力のエンジンを2基積んだ非常にパワーのある船

です。震災時船を沖に避難させ、最後にこの船が避難したそうです。そのパワーを使い津波の壁に3度突っ込み

波を突破して助かったそうです。それでも屋根の上のイスなどはもぎ取られたとの事。

ちなみに定期船はまだ再航していませんが、この様に臨時線は随時出していただけるとの事です。

  

一の鳥居の額のところまで津波が来たそうです。山肌や道路が凄まじく被害が出ているのは、津波なのか、地震

なのか、台風なのか。宮司さんはトリプルパンチを食らったようだと言っていましたが・・・。

灯篭や石物、コンクリートやアスファルトは被害が多いです。幸い社殿などの木造建築は被害は少ないようです。

  

  

社殿前の立派な青銅製の灯篭も倒れていました。我々の今回の主たる作業は、金華山の貯水槽の泥だしです。

参篭の施設や、神社の数ある施設の水の要です。非常に大きな貯水槽です。台風で土石流のようになった土砂

が貯水槽になだれ込み使えなくなりました。これを復旧しないと多くの参拝者の皆さんを迎えることは出来ません。

でもここは、社殿裏手の道なき道を登った所にあって、重機が入らず最小限の機材と手作業で行う他はありません。

2日間である程度の成果は出せたものの、まだまだと言わざるを得ません。1メートル、2メートルと掘り続け、底が

見えた時は感動しましたが・・・。

               

参集殿(参篭所)のお部屋を使わせていただきました。復旧作業に伺ったのに、美味しい食事や、寝具、お茶等ま

で準備していただいて恐縮の限りです。

お部屋の時計はその時で止まっていました。他の部屋も皆そうでした。揺れが強く壊れたのでは?との事。

  

松と楓が一緒になって生長した「相生の松楓」珍しいものです。金華山には神鹿が沢山います。人を怖がりません。

鹿用のお煎餅を参拝者から頂いているようです。そういった意味では鹿も被災しています。

                       

金華山の着岸港はこの様な感じです。これでは小型船ならともかく、参拝者を多く乗せた旅客船は着岸できません。

宮司さんが仰っておりましたが、50年後100年後の金華山を守る人たちがこの様な苦難を味わうことの無いように

復興を果たしてゆきたいと、決意にも似たお話をされていました。

金華山を中心にその近隣の町が復興を果たし、神社も再び多くの参拝者で賑わうことを願って止みません。

七五三です。

2011年 11月 15日 Author: 北野神社

                                    

今日は寒い朝でした。日中も日は出ていましたが風が強く肌寒い一日だったと思います

さて、今日は11月15日、七五三の日です。昔は今日に行う事に重きをおいていた皆様

が多かったようですが、今は15日というより、10月から11月にかけての休日のお参り

が多いようです。それでも昔からの伝統を第一にお考えの皆様もいらっしゃって、数組の

七五三の皆様がお参りになりました。

    

現代社会、伝統や風習を守るという観点では、努めてその護持に努力しなければならな

いものの、なかなか仕事や生活のスケジュールをそれに合わせるという事は難しい社会

構造なのかという感じは致します。昔は氏神様のお祭の日は、その氏子に該当するお

子さんは公式にお休みや、早引きが認められていたとの事、そう言った話を伺うと何か

ほのぼのした気持ちになりますし、失われた日本の大事な何かという感じがします。 

中国や韓国などでは儒教の教えが色濃く残り、イスラム諸国では経典であるコーランが

社会、精神構造の全てともいわれます。自由主義のお手本、アメリカですら、道徳的あ

るいは国民統合の基本として、宗教との関連性を持つ点は見受けられ、そういった点か

ら相対的に考えると、政治や教育など国の基本的な部分に、政教分離という考えの下、

いわゆる「おしえ」的な「基礎」となるものが無い、我が国の構造が実は特異なのではな

いかと思うときがあります。何か国の骨格を成す部分に重要なバックボーンのようなもの

を感じられない事がよくありますが、その一つの要因がそこにあるような感じが致しま

す。簡単に申せば、人と人との議論だから、纏まらないものも、人知を超える事柄、神の

教え、或いは伝統(的考え)を本質に発展的に議論すれば、ブレずに物事が進むのかな

あと・・・。最近のTPP交渉などを見ていても何となく思ってしまいます。でも日本人が潜

在的にもつ日本人の命脈は厳として在ると思い信じますので、その国柄と国民柄のギャ

ップですね。

あらあら何か日記が長ーく訳の解らない展開になってきたようで・・・恐縮です。

今日は七五三の日ということで、東日本放送の方と東北放送の方が取材にいらっしゃっ

ていました。通年ですと仙台の大きなお宮さんの映像が流れますが、被災地の七五三

ということでしょうか、初めて当社にテレビカメラが入りました。お参りが無かったらどうし

ようと思いましたが、おそらくお子さんも保育所や幼稚園をお休みされ、親御様もお仕事

の都合をつけられてのご参拝かと思います。変な言い方ですが、助かりました・・・。今

日の夕方の放送だそうです。是非可愛いお子さんをご覧下さい、境内に落葉した葉っぱ

が多かった点は目をつぶってください。

本年七五三の齢を迎えられた皆さん、おめでとうございます。お健やかなご成長をお祈

り申し上げます。

明日、明後日と金華山黄金山神社の支援活動に行って来ます。その報告は後日に。

秋晴れの今日、昨日の事などを・・・

2011年 11月 12日 Author: 北野神社

今日は天気も良く、七五三の皆さんがお参りにいらっしゃいました。日中は気温も上がったので

良い参拝日和だったのではないかと思います。紅葉も天神山にずい分下りて来たように思われ

ます。春夏秋冬、本当に日本の四季は夫々に趣がありますね。

      

さて、そんな秋晴れの一日、宮司と共に外仕事です。当社の宮司は股関節を人工股関節に入れ

替えているので、一応障害者の扱いになっています。でも、もともと体を動かす仕事が大好きな上、

幼少より痛くてたまらなかった股関節の痛みから開放されたので、より活動的になったのではな

いかと思います。今日は地震で壊れた参道の補修などに付き合いましてチョット疲れました。

                  

話はガラッと変わります。昨日の日記で書けばよかったと思いますが、東京の混声合唱団の皆様が

被災地激励にコンサートを行っていただけると言うことで、会場の気仙沼中学校に(直)権禰宜と行っ

て来ました。小職の恩師であり、神主の先輩でもあるS先生からのお誘いを頂戴しました。

実はS先生は東京にいらっしゃった折、プロの合唱団に所属されていたそうで、小職が中学時代にも

東京から合唱団の方々が音楽授業の一環でお出でになって、確か市内の中学生全員が市民会館

に集ったと記憶しますが、S先生もご一緒にその美声を披露したと記憶しています。えらく感動した記

憶があります。

今でもS先生がそれこそ「千の風になって」などをカラオケで歌うと、他のお客さんからスタンディン

グオベーションをいただきます。兎にも角にも中学時代の記憶が蘇る様な、素晴らしいコンサートで

した。アンコールで歌われた「ふるさと」は何か涙が出てきそうでした。周りを見渡すと目頭を押さえ

ていらっしゃる方も・・・。故郷を再び・・・皆さんそう思ったに違いありません。

生鮮野菜を頂きました

2011年 11月 10日 Author: 北野神社

今日は今年一番の寒さで、朝には氷点下を記録したところもあったそうです。朝6時の日供祭の折の

太鼓も少し音が張った感じになってきました。

小職の母は岩手県千厩町から嫁ぎました。母の生家の叔父から丸々とした白菜や立派な大根など

沢山頂きました。さて、ここからは(直)権禰宜の出番です。様々な行事や寄り合いで出される漬物

を作るわけです。春先まで食べますから結構な量の沢庵と白菜の漬物を漬け込みます。当社では行

事等で手料理を振舞うことも多いですが、料理担当の(直)権禰宜は、まあ年齢の割には(年齢に不足

はないですが・・・)何でも器用に作る方ではないかと思います。小職も手伝える事はやりますが、唯一

手が出せないのが「漬物」です。正直最も苦手な食物です。未だに何故生鮮で美味しく食られる食材を

漬け込むのか理解できないのです。神主になりたての若い頃、内陸のお宮さんで勉強させていただき

ましたが、各家庭にお邪魔すると必ず沢庵などの漬物が出され、おそらく自慢の逸品なのでしょう、勧め

てこられる訳です。若い頃は断ることも出来ず、話題を他方にそらして場を凌げる時もあれば、手に載せ

られてしまい、覚悟を決めて飲み込む時もありました。その時は嗚咽と涙が出て早々に失礼する始末。

テレビ番組で「食わず嫌い王」という番組がありましたが、本当に嫌いな物は演技では食べられないと

思います。

今は小職も図々しくなり、氏子さんにも食べられないと言うようになり、認知されてきましたが、省みれば

豊食の時代の気まま、我がまま。いい歳して情けない限りです。

ということで、これから(直)権禰宜は大根をある程度干したら、寒空の中、樽を洗い、野菜を洗い、漬け

込み、重石をかけ、小屋に運ぶ。彼女にとっては大変な重労働だと思いますが、あたたかく見守る事しか

出来ません。

ゴメンナサイネ・・・。

           

年末か年明けには美味しいらしい漬物に変身します。とくに白菜の漬物、春先には古漬になり、

それと酒粕、目抜けや吉次のアラを煮込んだ「あざら」と言われる地元料理は珍味と言われます。

古漬けを洗い臭いをとるため煮込むと強烈な臭いが充満します。当然小職は食した事はありま

せん。高僧の呼称に阿闍梨という職称がありますが、語源がそこから転じたものである等諸説あ

ります。気仙沼の郷土料理ですので機会があれば一度食されてみては?

今日は立冬

2011年 11月 8日 Author: 北野神社

今日は立冬です。暦の上では今日より冬になります。暦には「この頃から冬の気が立って、

高山や北国では紅葉も終わって寒くなる」とあります。確かにここのところの朝晩は寒さを覚

え、体感的にも冬を感じる季節になりました。

今日は朝から神社庁気仙沼支部の皆さんが当社に集合し、仮設住宅等への小型神棚の頒

布活動を行いました。この活動自体は7月から行っており、仮設住宅の完成、入居の確認が

取れ次第伺っておりました。今日伺った仮設住宅は岩手県一関市にある仮設住宅です。

気仙沼市では市内だけでは用地が足らず、一関市の協力の下、折壁、千厩地区に300戸程

の仮設住宅があり、そちらに伺わせて頂きました。車で30分という距離ですが、紛れも無くそ

このお住まいの方々は気仙沼の方々、お知り合いの方も多くいらっしゃって、「あらー〇〇さん、

こっちに来てたの、元気にしてた」などの会話もありました。出来れば市内をと希望されていた

のでしょうが・・・複雑な心境です・・・。

岩手県神社庁の当該支部には了承快諾をいただいての活動ですが、支部として県をまたいでの

活動というのは初めての経験です。この間、事前チラシ配布の時にテレビ局の方がいらっしゃって

お聞きしたのですが、岩手県の仮設住宅では、宮城県と岩手県のテレビ放送を両方視聴する事が

出来、実はそれは放送の法律上出来無いことであり、これも初めての経験なのだそうです。そして

仮設住宅内の看板には、宮城県議会議員選挙のポスター、他県に選挙区があるというのも初めて

の経験。未曾有の災害に対する適切な対応、だんだん寒くなり体は強張りますが、頭は柔軟にして

行かなければなりません

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