10月ですね
2011年 10月 1日 Author: 北野神社今日から10月です。早朝の日供祭にあわせ月首祭をご奉仕しました。今日は清清しい
秋晴れです。10月は神無月と言われることは皆さんよくご存知のことです。八百万の
神々が出雲大社に万事を議りに向かわれるということですね。確かに出雲地方では10
月を神在月と言うそうですし、出雲大社でも旧暦ではあるのですが、稲佐の浜で神迎え
を行い神在祭を御奉仕するそうです。地元の人も八百万の神々が会議を行っている間
は邪魔をしてはいけないと言う事で、物事を慎み忍んで生活するとの事、私も数度出雲
にお参りに行っておりますが、本当に神々の国という感じがします。ところで神無月は神
様がお出かけだからご祈祷は出来ないのですか?という質問をたまに受けます。神様
は分身の術を使われます。出雲に出張なされるのは御分霊で、神無月でも神様は神社
にいらっしゃいますのでご心配なくお参り下さい。10月がお祭の神社さんも多いですし、
実際奉務社、羽黒神社は10月10日の例祭です。休日法で連休が増え10日が体育の
日でなくなり、羽黒社のお神輿などは10日前後の休日になってしまいましたが、そもそ
も縁日というのはその日である事に意義があるものです。神社の立場からすると休日法
はご迷惑と思われている神社さんも多いのではないかと思います。因みに小職の誕生
日は10月10日で、例祭の日に生まれたことから随分皆さんに喜んで頂いたとの事で
すが・・・。
話はガラッと変わります。以前NHKでもドキュメンタリーで放送されましたし、当日記で
も紹介しておりました、南町の商店主皆さんによる南町復興仮設商店街の地鎮祭に行
ってまいりました。様々な苦難逆境を乗り越え無事、とこ鎮めのお祭を迎えられたので
す。これから11月開店を目処に頑張ってゆくそうでありますので、気仙沼の方はもとよ
り、気仙沼にお出での皆様、是非お寄り頂ければ幸いです。商店街の名前は南町紫市
場と名付けたそうです。もちろん鎮守、紫神社からとった名前です。被災の中にあっても、
心の団結と復興の中心に神社がある、やはりここは日の本、神の国だと感じましたし、必
ずやよき方へお導き下さると信じます。
今日はカメラを忘れてしまったことが残念です。でもTVカメラが来ていましたのでどこか
で映るかもしれません。
翌日の地元紙に記事が掲載されていました。